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表示および監視するエンタープライズ・システムの特定

エンタープライズ・メッセージ・バンク、エンタープライズ・メッセージ・ビューワ、またはエンタープライズ・モニタを使用するシステムでは、監視したり、そのメッセージを表示したりするプロダクションを特定する必要があります。これらのプロダクションはエンタープライズ・システムと呼ばれます。プロダクションを特定する際は、そのシステムのアドレスと、それにアクセスするために必要な認証情報を指定します。プロダクションのエンタープライズ・メッセージ・ビューワやエンタープライズ・モニタを使用するには、エンタープライズ・システム・リストでプロダクションを特定する必要があります。送信プロダクションをエンタープライズ・システムとしてリストしていない場合でも、エンタープライズ・メッセージ・バンクはメッセージを受信できますが、認証情報へのアクセスなしでメッセージを再送信することはできません。エンタープライズ・システムを構成しなくても、メッセージ・バンクでメッセージを監視できますが、メッセージ・バンクにメッセージを送信するすべてのプロダクションについてエンタープライズ・システムを構成する必要があります。

プロダクションにアクセスできるようにするには、メッセージ・バンク・サーバ上またはエンタープライズ・メッセージ・ビューワがあるシステム上の管理ポータルで以下を実行します。

  1. プロダクションへの十分なアクセス権限を持つユーザの InterSystems IRIS® ユーザ名およびパスワードを含んだプロダクション認証情報を作成します。

    詳細は、"認証情報の定義" を参照してください。

  2. 必要に応じて、TLS 構成を作成し、このクライアント・プロダクションに接続します。

    詳細は、インターシステムズの "TLS ガイド" を参照してください。

  3. [Interoperability][構成する][エンタープライズ・システム] ページに移動します。InterSystems IRIS によって現在定義済みのシステムのリストが表示されます。

    Enterprise Systems page displaying four client systems and their corresponding settings

  4. [新規接続] をクリックします。

    編集の領域がページに表示されます。

  5. 以下の情報を入力します。

    • [名前] — このクライアント・プロダクションの簡単な短縮名。このプロダクションにメッセージを再送信する場合、値を指定する必要があります。

    • [ウェブIPアドレス] — このサーバの InterSystems IRIS で使用されるサーバの IP アドレスおよび Web サーバ・ポート (コロンで区切られています)。例えば、enserver1:52773 です。

    • [ネームスペース] — クライアント・プロダクションが実行されているネームスペース。

    • [キューしきい値] — エンタープライズ・モニタのキューのしきい値。

    • [サービス・ウェブ・アプリケーションのパス] — サービス %CSP.Monitor.Server のクライアントの Web アプリケーションへの URL パス。URL パスは、/ で終了する必要があり、http(s):// は含めません。デフォルトの /csp/namespace/ を使用する場合は、空白のままにします。HealthShare の場合、/csp/healthshare/namespace/services/ などのようになります。

    • [SOAP認証情報] — システムにアクセスするために使用する認証情報。手順 1 で作成したプロダクション認証情報を選択します。

    • [SSL構成] — エンタープライズ・メッセージ・ビューワを使用してメッセージを表示する場合、または、エンタープライズ・メッセージ・バンクからメッセージを再送する場合に使用する TLS 構成。

  6. [保存] をクリックします。

  7. 既存のエントリを編集または削除するには、[編集] または [削除] をクリックします。

Note:

エンタープライズ・メッセージ・バンクを使用している場合は、新しいネームスペースからのメッセージが受信されると、バンクによってそのシステムのエントリが作成されます。このエントリを編集して名前、SOAP 認証情報、および TLS 構成を追加することにより、このシステムにメッセージを再送できます。

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