概要

このドキュメントでは、InterSystems IRIS システムを管理する際に、InterSystems IRIS 管理者が実行する、日々の操作および監視の推奨タスクについて説明します。このドキュメントでタスクを確認し、システムおよび組織のニーズに基づいて実行するタスクを決定します。関連する監視および操作タスクの実行は、中断なくスムーズにシステムの実行を維持するのに役立ちます。ただし、このドキュメントに示されているタスクは包括的ではなく、監視および操作アクティビティのフレームワークを示すのみです。組織やシステムのニーズによっては、このドキュメントに記載されていない他のタスクを実行する必要がある場合があります。

以降の章では、日常のオペレーションと監視タスクを、カテゴリ、タスクの実行頻度、タスク実行者のロール別に分類しています。タスクの説明とその実行方法は、タスクのリファレンスを参照してください。

これらのタスクの多くは、ヘルス・モニタやログ・モニタなど、InterSystems IRIS システムでネイティブに使用可能なツールを介して自動化できます。多くの場合、サードパーティ・システムやインフラストラクチャ監視ソリューションを使用して、これらのタスクを自動化できます。多くの UNIX システム管理者は Nagios を使用しています。これはその機能を拡張するためのプラグインを提供します。