Skip to main content

This documentation is for an older version of this product. See the latest version of this content.Opens in a new tab

クラス定義の構文とキーワードの概要

このリファレンスは、クラス定義で使用する構文とキーワードの公式な説明です。特定のクラス・メンバに適用するすべての構造とキーワードは、目次を参照してください。

このリファレンスでは、以下のクラス定義の構造について説明します。

クラス定義

クラス定義ではクラスを定義します。クラス定義は、クラス・メンバ (プロパティやメソッドなど)、キーワードと呼ばれるその他の項目、およびそれぞれの対応する値から成り、これらによってクラスの振る舞いの詳細を指定します。また、InterSystems IRIS では、トリガ、クエリ、インデックスなど、通常クラスには定義しない項目をクラスに置くことができます。

このリファレンスの "クラス定義の構文とキーワード" を参照してください。

関連項目:

外部キー定義

外部キーは、参照整合性制約を定義します。外部キー制約を持つテーブルを変更する際に、外部キー制約が確認されます。外部キー定義は、永続クラスに追加できます。他のクラスでは意味がありません。クラスを接続するリレーションシップ・プロパティを定義することで、参照整合性を強制することもできます。

このリファレンスの "外部キーの構文とキーワード" を参照してください。

関連項目:

インデックス定義

インデックスとは永続クラスにより管理される構造のことです。永続クラスはクエリおよびその他の関数の最適化に使用することが意図されています。これらのインデックスは、オブジェクトベースの操作と同様、データベースに対して SQL ベースの INSERT、UPDATE、DELETE 演算が実行された場合にも、自動的に維持されます。SQL クエリ・プロセッサは、SQL クエリを作成、実行するときに、利用可能なインデックスを活用します。インデックス定義は永続クラスに追加できます。他のクラスでは意味がありません。

このリファレンスの "インデックスの構文とキーワード" を参照してください。

関連項目:

メソッド定義

InterSystems IRIS は、2 種類のメソッドとしてインスタンス・メソッドとクラス・メソッドをサポートしています。インスタンス・メソッドは、クラスの特定のインスタンスから呼び出され、そのインスタンスに関連する何らかのアクションを実行します。このタイプのメソッドはオブジェクト・クラスでのみ有用です。クラス・メソッドは、そのクラスのインスタンスがメモリ内にあるかどうかにかかわらず、呼び出すことがでます。このタイプのメソッドは、他の言語では静的メソッドと呼ばれています。

このリファレンスの "メソッドの構文とキーワード" を参照してください。

関連項目:

パラメータ定義

パラメータ定義では、特定のクラスのすべてのオブジェクトで使用できる定数値を定義します。このクラス・パラメータの値は、クラス定義を作成するときに (またはコンパイル前の任意の時点で) 設定できます。既定では、各パラメータの値は NULL 文字列になりますが、パラメータ定義の一環として NULL 以外の値を指定することもできます。コンパイル時に、パラメータの値はクラスのすべてのインスタンスに対して構築されます。わずかな例外はありますが、この値を実行時に変更することはできません。

このリファレンスの "パラメータの構文とキーワード" を参照してください。

関連項目:

投影定義

クラス投影は、クラス・コンパイラの動作を拡張する方法を提供します。投影のメカニズムは、Java 投影で使用されます。これが、投影という用語の語源です。

プロジェクション定義では、クラス定義がコンパイルされたとき、または削除されたときに、クラス・コンパイラが指定された操作を実行するように指示します。プロジェクションは、(%Projection.AbstractProjectionOpens in a new tab クラスから派生した) プロジェクション・クラスの名前を定義します。プロジェクション・クラスは (クラス定義の削除か、クラスの再コンパイルのいずれかによる)、クラスのコンパイル終了時と、クラス定義の削除時に呼び出されるメソッドを実装します。

このリファレンスの "投影の構文とキーワード" を参照してください。

関連項目:

プロパティ定義

プロパティには、クラスのインスタンスに関係する情報が含まれます。プロパティ定義はオブジェクト・クラスに追加できます。他のクラスでは意味がありません。

このリファレンスの "プロパティの構文とキーワード" を参照してください。

関連項目:

クエリ定義

クラス・クエリは、クラスが使用できる SQL クエリを定義し、クエリのためのコンテナとして使用するクラスを指定します。必須ではありませんが、クラス・クエリは永続クラスに定義することが普通です。そのクラスの保存済みデータを対象としてクエリを実行するためです。ただし、クラス・クエリは、どのようなクラスにでも定義できます。

このリファレンスの "クエリの構文とキーワード" を参照してください。

関連項目:

トリガ定義

トリガは、特定のイベントが InterSystems SQL で発生するときに実行されるコード・セグメントです。InterSystems IRIS は INSERT コマンド、UPDATE コマンド、DELETE コマンドの実行をベースにしたトリガをサポートします。トリガ定義により、指定されたコードは関連するコマンドが実行される直前、または直後に実行されます。各イベントは、実行順序が指定されていれば複数のトリガを持つことができます。トリガ定義は永続クラスに追加できます。他のクラスでは意味がありません。

このリファレンスの "トリガの構文とキーワード" を参照してください。

関連項目:

XData ブロック

XData ブロックは、クラス内に定義されたデータの名前付きユニットです。通常、クラスのメソッドで使用します。これらには、多数の用途があります。

このリファレンスの "XData ブロックの構文とキーワード" を参照してください。

関連項目:

ストレージ定義

%PersistentOpens in a new tab クラスは、データベースでのオブジェクトの保存と取得に使用する高レベルのインタフェースを提供します。オブジェクトの保存とロードの実際の作業は、ストレージ・クラスによって実行されます。このクラスは、ストレージ・インタフェースで使用する一連のキーワード、値、追加パラメータを収めたストレージ定義で指定します。

このリファレンスの "Storage キーワード" を参照してください。

関連項目:

FeedbackOpens in a new tab