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ピボット・テーブルでの操作

ここでは、Business Intelligence ピボット・テーブルの操作方法を説明します。

"BI サンプルのアクセス方法" も参照してください。

保存されているピボット・テーブルを開く

保存されているピボット・テーブルを開く手順は以下のとおりです。

  1. [開く] をクリックします。または、[メニュー]→[開く] をクリックします。

    ダイアログ・ボックスが表示され、フォルダの名前と、いずれのフォルダにも入っていないピボット・テーブルの名前が示されます。

  2. オプションで、フォルダ名をクリックします。

    ダイアログ・ボックスに、そのフォルダの内容が表示されます。

    フォルダが入れ子になっている場合は、必要に応じて繰り返します。

  3. 開くピボット・テーブルの名前をクリックします。

  4. [進む] をクリックします。

ダイアログ・ボックスが閉じ、選択されたピボット・テーブルがアナライザで表示されます。

ほとんどの場合、基礎となるクエリは自動的に実行されます。実行されない場合、更新ボタン をクリックします。次のトピックを参照してください。

自動実行の無効化および有効化

既定では、ピボット・テーブルを変更すると、アナライザによりクエリが再実行され、結果が再表示されます。この自動実行は無効化できます。そのためには、ツールバーの [自動実行] オプションのチェックを外します。後で自動実行を有効化するには、[自動実行] オプションを選択します。

Note:

自動実行を無効にした場合に、ピボット・テーブルを保存すると、変更内容はピボット・テーブル定義の一部として保存され、ピボット・テーブルを使用するダッシュボードの動作に影響します。そのため、変更する場合は注意し、ピボット・テーブルが自動的にダッシュボードで実行されない場合のみ保存するようにします。ただし、該当の pivotTable が実行されていなくても、その pivotTable オブジェクトによって記述されている現在のクエリによって、アナライザからアクションを起動できます。このピボット・テーブルを表示するウィジェットには必ず更新コントロールを含めてください。詳細は、クエリの手動編集に関するこちらのセクションを参照してください。

実行中のクエリのキャンセル

アナライザでクエリを実行中に、そのクエリをキャンセルできます。そのためには、クエリのキャンセル・ボタン をクリックします。

Microsoft Excel または CSV ファイルへのデータのエクスポート

アナライザから、ピボット・ビルダ領域にある [現在の結果をエクスポート] ボタン Rectangle with arrow pointing outward representing data export を選択することで、ピボット・テーブル内のデータを Microsoft Excel または CSV ファイルにエクスポートできます。ダッシュボードで、ピボット・テーブル・ウィジェットから Microsoft Excel にデータをエクスポートすることもできますが、その他のタイプのウィジェットからはエクスポートできません。エクスポートするには、ウィジェットの [エクセルにエクスポート] ボタン Rectangle with arrow pointing outward representing data export を選択します。

アナライザで、ドロップダウン・メニューの [CSV] オプションを選択することでデータを CSV にエクスポートする場合、列ラベルと行ラベルを含め、ピボット・テーブルのコンテンツを含むファイルがシステムによって生成されます。指定された行のセル値はコンマ (,) で区切られ、行は改行で区切られます。ドロップダウン・メニューから [ヘッダ付きCSV] オプションを選択した場合、ファイルには、[CSV] オプションを使用してエクスポートしたファイルと同じコンテンツが含まれ、先頭に 1 行追加されます。この行は、データを特定する見出しです。

  • データの派生元が保存されているピボット・テーブルの場合、見出しには、そのピボット・テーブルへの相対パスとピボット・テーブルの名前が含まれます (例 : "Patient Pivots/Avg Score by Age")。

  • データの派生元が保存されているピボット・テーブルではない場合、見出しにはソース・キューブまたはサブジェクト領域の名前が表示されます。

データを Microsoft Excel にエクスポートすると、ウィジェットに現在表示されているすべてのデータを含む Excel ファイルが生成されます。ファイル名は、%DeepSee.UI.MDXExcel.zen.xls%DeepSee.UI.MDXExcel.zen-1.xls、またはこれらに類似の名前になります。ブラウザは、オペレーティング・システム、マシン上に構成されているファイル・タイプ、ブラウザ、およびブラウザの設定に応じて、以下のいずれかを実行します。

  • Excel (または選択した他のプログラム) でファイルを開きます。

    ブラウザのオプションを設定して、使用するプログラムを指定します。例えば、Firefox では、[ツール]→[オプション]→[アプリケーション] を選択します。このオプションでは、ブラウザがこのプログラムでファイルを開くかどうか、またファイルをハード・ドライブに保存することをユーザに求めるかどうかを指定することもできます。

    Note:

    エクスポート・ファイルは拡張子 .xls で作成されますが、形式は HTML スプレッドシートになっています。Excel で形式と拡張子が一致しないという警告が表示されますが、これはファイルが使用できない、または安全でないという意味ではありません。かまわずファイルを開くかどうかを尋ねられたら、[はい] をクリックします。

  • Excel (または、前の箇条書きで説明したような、選択した他のプログラム) でファイルを開くように求めます。

  • 現在のブラウザ・ウィンドウ内でこのファイルを開きます。

    これは、Windows Vista より前の Windows オペレーティング・システムの既定の動作です。この動作は、[ファイルの種類の編集] ダイアログ・ボックスで変更できます (このダイアログ・ボックスには、オペレーティング・システムのバージョンに応じて [マイ コンピュータ]→[ツール]→[フォルダ オプション] または [マイ コンピュータ]→[表示]→[オプション] からアクセスします)。

    このオプションは、Windows Vista 以降の Windows オペレーティング・システムでは使用できません。

  • ファイルをハード・ドライブに保存するように求めます。

  • ファイルをハード・ドライブに自動的に保存します。

Excel へのエクスポートでは、250000 を超える行のエクスポートはサポートしません。また、外部テーブルを使用するデータ・コネクタにキューブが基づいている場合、リストの制限は 1000 行になります。

Note:

数値のフォーマット設定が指定されていない場合、数値は既定で整数としてフォーマットされます (実際の値は Excel で提供されるので、適切に表示されるように、必要に応じてフォーマット設定を変更できます)。モデルの定義またはピボット・テーブルの定義で数値のフォーマット設定が指定されている場合は、そのフォーマット設定が Excel で使用されます。

ピボット・テーブルの印刷

アナライザからピボット・テーブルを印刷するには、印刷ボタン をクリックします。システムによって .pdf ファイルが生成され、既定のブラウザで開かれます。このファイルはブラウザのオプションを使用して印刷することも、ダウンロードして後から印刷することもできます。

ダウンロードする場合、ファイルはブラウザの既定のダウンロード・ディレクトリに保存されます。別の場所を指定する機能はありません。

このドキュメントで前述の "印刷設定の指定" も参照してください。

印刷の要件

[印刷] オプションを実行すると、InterSystems IRIS® は Java を使用してサードパーティの PDF レンダリング・ツールを呼び出します。呼び出し処理は、/api/deepsee REST インタフェースを使用して実行されます。これはユーザのマシンに Java (具体的には JRE : Java ランタイム環境) が必要であることを意味します。

また、アプリケーションにセキュリティ設定を適切に構成しておくことも必要です。[印刷] オプションを呼び出すユーザには、%System_CallOut:Use 特権が必要です。さらに、共通の認証メカニズムをネームスペースの /csp/ Web アプリケーション (アナライザを扱う) と共有するよう /api/deepsee Web アプリケーションを構成していない場合、[印刷] オプションを呼び出す際に、ユーザに再度認証を求めるプロンプトが表示されることがあります (異なる Web アプリケーションによって処理されている 2 つの管理ポータル ページ間の移動でも、同様の問題が生じる場合があります)。

要件に関する詳細は、"PDF 出力向け InterSystems IRIS の構成" を参照してください。

電子メールの送信

ピボット・テーブルへのリンクを含む電子メールを送信できます (システムがそのように構成されている場合)。そのためには、以下の操作を実行します。

  1. メッセージを送信するデータを含むピボット・テーブルを開きます。

  2. [メニュー][電子メールの送信] をクリックします。

    このオプションがない場合、システムは電子メールをサポートするように構成されていません。

  3. 以下のいずれかが実行されます。

    • マシンの既定の電子メール・システム、およびダッシュボードへのリンクを含むメッセージを表示します。

      メッセージを編集し、1 人以上の受信者を指定して、そのメッセージを通常どおりに送信します。

    • ダイアログ・ボックスを表示します。

      受信者を選択し、生成されたリンクと共に含める短いメッセージを入力し、[OK] をクリックします。

グラフとしてのピボット・テーブルの表示

既定の場合、アナライザでは結果がテーブル形式で表示されます。左上にあるボタンを使用して、他の形式に切り替えることができます。

generated description: pivot as table and chart

結果をテーブルとして表示するには、テーブルとして表示するボタン generated description: button display as table をクリックします。

グラフのオプション・ボタン をクリックすると、以下のページが表示されます。

ここでは次の操作を実行できます。

  • 新しいタイトルを指定します。これには、[タイトル] に値を入力します。

  • グラフ・タイプを指定します。そのためには、[チャートタイプ] セクションのボタンをクリックします。

  • グリッド線の表示を制御します。そのためには、[グリッド線] セクションのボタンをクリックします。

  • テキストのサイズを制御します。そのためには、[テキスト・サイズ] セクションのボタンをクリックします。

  • 縦軸を表示するための最小値を指定します。これには、[軸の最小値] に値を入力します。

  • 縦軸を表示するための最大値を指定します。これには、[軸の最大値] に値を入力します。

これらの変更は、ピボット・テーブルの定義に影響しません。ピボット・テーブルをダッシュボードに追加する場合、グラフ・タイプを選択できます。さらに、グラフに表示される項目は最初の 100 個のみです。

グラフ・タイプの詳細は、"ダッシュボードの作成" の "使用可能なグラフ・タイプ" を参照してください。

ピボット・テーブルの削除

アナライザからピボット・テーブルを削除するには、[削除] をクリックします。

Note:

ピボット・テーブルを削除すると、$TRASH という名前のフォルダに移動されます。あるいは、ピボット・テーブルが既にフォルダに存在する場合は、フォルダ名の先頭に $TRASH/ が付加されます。どちらの場合も、ピボット・テーブルは Web ベースのインタフェースには表示されなくなります。

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