IBM WebSphere MQ アダプタについて
InterSystems IRIS® IBM WebSphere MQ 受信アダプタおよび送信アダプタを使用することによって、プロダクションは、InterSystems IRIS IBM WebSphere MQ のメッセージ・キューとの間でメッセージの送受信を行うことができるようになります。この章では、これらのアダプタについて簡単に説明します。
IBM WebSphere MQ 製品についてある程度の知識があり、この製品の正式なドキュメントにアクセスできるものとします。
前提条件
InterSystems IRIS IBM WebSphere MQ の受信アダプタと送信アダプタを使用するために、"インターネット・ユーティリティの使用法" の “IBM WebSphere MQ メッセージの送受信” の章で説明されているように IBM WebSphere MQ にアクセスできることを確認します。
アダプタは、InterSystems IRIS によってすべての適切なプラットフォームに自動的にインストールされる、ダイナミックリンク・ライブラリを使用します (Windows の場合は MQInterface.dll です。プラットフォームによってファイル拡張子は異なります。)同様に、InterSystems IRIS ダイナミックリンク・ライブラリは、IBM WebSphere MQ ダイナミックリンク・ライブラリ (IBM WebSphere MQ クライアント) を必要とします。
MQ アダプタとイベント・ログ
他の多くのプロダクション・アダプタと異なり、IBM WebSphere MQ 受信アダプタおよび送信アダプタは、外部の InterSystems IRIS に送信される、または外部の InterSystems IRIS から取得されるメッセージの処理時にイベント・ログを記録しません。ただし、通常どおりに、メッセージ・ブラウザを使用して、受信トラフィックおよび送信トラフィックを確認することができます。