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ObjectScript チュートリアルの概要

ObjectScript チュートリアルへようこそ。

ObjectScript は数々の独自機能を備えたプロシージャ型言語です。中でも最も重要な機能は、「グローバル」と呼ばれる、強力で柔軟なデータ・モデルおよびストレージ・エンジンです。InterSystems IRIS® データ・プラットフォームは、開発者に複数のデータ・モデルと APIOpens in a new tab を提供します。そのすべての中心にあるのが ObjectScript とグローバルです。

このチュートリアルは以下の 3 つの章で構成されています。

  • 第 1 章 (基礎編) では、標準の言語要素と Visual Studio Code 用の InterSystems ObjectScript 拡張機能の概要について説明します。

  • 第 2 章 (便利な機能) では、文字列とリストの処理、配列、およびグローバルの概要について説明します。

  • 第 3 章 (グローバルの使用法) では、グローバルについて詳しく説明します。さらに、オブジェクト、プロパティ、インスタンス・メソッド、および SQL クエリについても簡単に紹介します。

このチュートリアルでは、第 3 章のオブジェクトの概要のページを除き、InterSystems IRIS クラス定義の、クラス・メソッドのコンテナとしての側面についてのみ説明します。そのほかにオブジェクトについて説明しているページは以下のとおりです。

  • 第 1 章の、Try/Catch と Throw について説明している部分。このチュートリアルで説明しているのは、例外オブジェクトと、その重要なプロパティおよび一部のメソッドです。

  • 第 2 章の、JSON について説明している部分。このチュートリアルで説明しているのは、ダイナミック・オブジェクトと、その一部のメソッドです。

このチュートリアルでは、ObjectScript のさまざまな機能を使用するクラス定義のメソッドを作成します。Visual Studio Code (VS Code) を InterSystems IRIS の統合開発環境 (IDE) として使用します。InterSystems ObjectScript と Language Server の拡張機能により、VS Code を IRIS サーバに接続し、これを使用して ObjectScript を編集、コンパイル、およびデバッグすることができます。このチュートリアルでは、InterSystems ObjectScript 拡張機能がインストールされた VS Code を VS Code - ObjectScript と呼びます。VS Code - ObjectScript のドキュメントは、こちらOpens in a new tabで参照できます。以前の IDE であるスタジオ (Windows のみ) を使用して演習を行うこともできますが、このチュートリアルでは VS Code - ObjectScript の使用が前提です。また、ターミナルに表示される、コマンドや関数の使用例もあります。これらの例を自由に試してください。

ObjectScript を学ぶ最適な方法は、このチュートリアルにある演習を実践することです。最初の数個の演習では、基本的な個人データを収集、検証、および格納するコードを記述します。その後の演習では、個人を検索して、そのデータを編集または削除するコードを記述します。各演習には手順を順番に解説した解答があり、演習のページで以下のアイコンをクリックすると参照できます。

Step by Step Solution

例と演習で使用されているすべてのクラスは、GitHub の Samples-ObjectScriptOpens in a new tab リポジトリで入手できます。VS Code をこのリポジトリに接続することも、リポジトリをダウンロードして VS Code ワークスペースにクラスを追加することもできます。GitHub のサンプルについての一般情報は、"InterSystems IRIS で使用するサンプルのダウンロード" を参照してください。

Note:

最小のセキュリティ設定で InterSystems IRIS をインストールすると、ターミナル、VS Code - ObjectScript、および管理ポータルを認証なしで使用できます。通常のセキュリティ設定またはロック・ダウン・セキュリティ設定で InterSystems IRIS をインストールした場合、これらのツールで認証を実行するよう求められます。

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