オブジェクト・メソッド
ObjectScript.Person クラスは継承メソッドも提供しています。
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%New() は、プロセス内で新規の Person オブジェクトを作成します。
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%OpenId() は、保存された永続 Person オブジェクトをプロセスにロードします。%OpenId() は、排他ロックと共有ロックの両方を自動的にサポートします。
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%Save() は、プロセス内の Person オブジェクトのデータを確認します。正しく確認された場合は、そのデータを保存します。データが無効な場合、%Save() はエラーを返します。オブジェクトの %Save() は、トランザクションとして自動的に作動します。
新規に Person オブジェクトを作成する場合は、%New() を使用し、object.property 構文を使用してデータの設定を行い、%Save() を使用します。既存オブジェクトを編集するには、%OpenId() を使用してデータの更新を行い、%Save() を使用します。
以下は、その例です。最初の数行は、新しい Person オブジェクトを作成して保存します。次の数行は、ID 番号が 2 である既存の Person オブジェクトを開いて、そのデータを表示します。person を "" に設定して、プロセス内の Person オブジェクト (永続コピーではありません) を破棄します。
ターミナル
USER>set person = ##class(ObjectScript.Person).%New()
USER>set person.Name = "Smith,John", person.Phone = "555-555-5555", person.DOB = $zdateh("8/8/88")
USER>do person.%Save()
USER>set person = ""
USER>set person = ##class(ObjectScript.Person).%OpenId(2)
USER>write person.Name
Smith,Mary
USER>write person.Phone
777-777-7777
USER>write $zdate(person.DOB)
09/09/99
USER>set person = ""
USER>
