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^TRACE を使用したプロセス・パフォーマンスのトレース

^TRACE ユーティリティは InterSystems IRIS プロセスの実行をトレースする機能を提供します。トレースされたプロセスは、ルーチン行、イベントの発生場所、および (該当する場合) グローバル参照に関する情報と共に、イベントをトレース・ファイルに書き込みます。

^TRACE の使用法

Note:

トレース・ファイルには、グローバル参照やサブルーチンに渡されるパラメータなど、機密情報が含まれる場合があります。これらにはグローバルの値は含まれません。

トレースが可能なイベントは、パフォーマンス監視ツール (^PERFMON%SYS.MONLBL など) で報告されるメトリックに対応します。未加工のデータは、指定されたディレクトリのトレース・ファイル iristrace_pid.txt に書き込まれます。

Note:

トレース・ディレクトリは、トレースされるプロセスによって書き込み可能である必要があります。

さまざまなトレース・イベントのセットを選択し、さまざまな目的のトレースを生成できます。非常に詳細なアプリケーション実行トレースを実現できます。これには、すべてのグローバル参照 (GloRef)、すべてのアプリケーションのサブルーチン呼び出し (RtnLoad)、実行されたアプリケーション・コードのすべての行 (RtnLines) が含まれます。あるいは、トレースを、物理ブロック読み取り (DataBlkRdUpntBlkRd など)、ネットワーク・キャッシュ・ミス (NCacheMiss)、ブロック衝突 (BlkWait) などのあまり一般的でないイベントに限定し、アプリケーション内でパフォーマンスに影響を及ぼす可能性のあるイベントの発生場所をすべて見つけることもできます。

Note:

トレースの構成、プロセスのトレースの開始、^TRACE ユーティリティの使用には、%Admin_Manage:USE が必要です。

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