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PEX ビジネス・プロセス

ビジネス・プロセスでは、ルーティングやメッセージ変換を含むビジネス・ロジックを定義できます。ビジネス・プロセスは、プロダクション内の他のビジネス・ホストからメッセージを受信して処理します。

外部言語で記述されたすべてのプロダクション・コンポーネントに関する一般情報は、"ビジネス・ホストおよびアダプタの概要" を参照してください。

ビジネス・プロセスの開発

外部言語でビジネス・プロセスを記述するには、以下のいずれかのクラスを拡張します。

言語 クラス
Java com.intersystems.enslib.pex.BusinessProcess
.NET InterSystems.EnsLib.PEX.BusinessProcess
Python iris.pex.BusinessProcess

抽象メソッドの実装

ビジネス・プロセス・クラスを拡張した後に、抽象メソッドをいくつか実装する必要があります。これらのメソッドの詳細は、"PEX API リファレンス" を参照してください。

永続プロパティ

InterSystems IRIS において、ネイティブのビジネス・プロセスは永続オブジェクトです。ビジネス・プロセスの存続期間中、プロパティは保存され、各コールバックの間アクセス可能です。既定では、PEX ビジネス・プロセスにはこの特性がありません。各メソッドは個別のインスタンスで呼び出され、変数の値は保持されません。ただし、PEX ビジネス・プロセスのプロパティを永続的にすることで、ネイティブのビジネス・プロセスの永続性に似せることができます。PEX ビジネス・プロセスのプロパティを永続化するには、以下の構文を使用します。

// Use annotation to create a persistent property
// Strings, primitive types, and their boxed types can be persisted

@Persistent
public integer runningTotal = 0;

// Use attribute to create a persistent property
// Strings, primitive types, and their boxed types can be persisted

[Persistent]
public int runningTotal = 0;
#Set class variable to create persistent property
#Only variables of types str, int, float, bool and bytes can be persisted

PERSISTENT_PROPERTY_LIST=["myVariable1","myVariable2"]

InterSystems IRIS において、永続プロパティは、ビジネス・プロセスの対応するインスタンスに保存されます。永続プロパティは、各コールバックの前にリストアされ、各コールバックの後に保存されます。

ビジネス・プロセスの使用法

PEX ビジネス・プロセスのリモート・クラスの開発が完了したら、以下の手順に従って、ビジネス・プロセスを相互運用プロダクションに統合できます。

  1. [相互運用性] > [構成] > [Production EXtensions Components] に移動して、PEX ビジネス・プロセスを登録します。詳細は、"PEX コンポーネントの登録" を参照してください。

  2. プロダクションを開き、標準のウィザードを使用して、ビジネス・プロセスを追加します。[ビジネス・プロセス・クラス] フィールドで、PEX コンポーネントの ObjectScript プロキシ・クラスを選択します。既定では、このプロキシ・クラスの名前はリモート・クラスの名前と同じですが、コンポーネントの登録時にカスタム名が定義されている場合があります。

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