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FileMode

存在しないファイルへの書き込みを許可します。

Synopsis

[Miscellaneous]    FileMode=n

n は、1 (真) または 0 (偽) のいずれかです。既定値は 0 です。

説明

Important:

このパラメータは互換性の目的でのみ保持されています。新しいアプリケーションの構築では使用しないでください。

FileMode が有効な場合 (n = 1)、ファイルを開いて読み取りまたは書き込みを行おうとすると、新しいファイルが作成されます。このパラメータが有効ではない場合、新しいファイルは作成されません (ただし、OPEN コマンドのパラメータで指定されている場合を除きます)。

InterSystems IRIS® Data Platform で以下のような OPEN コマンドが実行されたとします。

OPEN "file.x":"WS"

FileMode=1 のときは、OPEN コマンドで "N" パラメータが指定されていなくても、新しいファイルが自動的に作成されます。FileMode=1 のときの結果は、OPEN コマンドに N パラメータを追加した場合と同じ結果になります。したがって、上の OPEN コマンドは以下と同じです。

OPEN "file.x":"WNS"

一方、OPEN コマンドで N パラメータが指定されず、かつファイルが存在していない場合に、FileMode=0 ならば、割り込みが発生するまでプロセスが停止することを除いて、OPEN コマンドの結果は何もありません。

このパラメータの変更

管理ポータルの [互換性] ページ ([システム管理] > [構成] > [追加設定] > [互換性]) で、[FileMode] の行の [編集] を選択します。[FileMode] を選択して、この設定を有効にします。

管理ポータルを使用する代わりに、Config.MiscellanousOpens in a new tab クラス (クラス・リファレンスを参照) で、またはテキスト・エディタで CPF を編集することによって、FileMode を変更できます。

(インスタンス全体ではなく) 1 つのプロセスに対してのみこのパラメータを変更するには、%SYSTEM.ProcessOpens in a new tab クラスの FileMode()Opens in a new tab メソッドを使用します。詳細は、クラスリファレンスを参照してください。

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