例
以下の例では、文字 A、B、および C を含む文字列で mode=0 を使用し、それぞれチェックサム 198 を返します。
write $ZCRC("ABC",0),!
write $ZCRC("CAB",0),!
write $ZCRC("BCA",0),!
チェックサムは、以下のようにして得られます。
write $ASCII("A")+$ASCII("B")+$ASCII("C") /* 65+66+67 = 198 */
以下の例は、文字列 "ABC" の各 mode により返される値を示します。
for i=0:1:9 { write "mode ",i," = ",$ZCRC("ABC",i),! }
以下の例は、前の $ZCRC 値の出力を次の計算のシードとして使用できる様子を示します。1 から 7 までの各モードでは、"ABC" の CRC は "A"、"B"、"C" に対して連続して計算した CRC に等しく、それぞれの計算にはその前の文字の CRC がシードされています。モード 8 および 9 (Mumur3 ハッシュ) では、Murmur3 が連鎖式をサポートしていないため、CRC 計算は等しくなりません。
for mode = 1:1:9 {
set crc1 = $zcrc("ABC",mode)
set crc2 = $zcrc("A",mode)
set crc2 = $zcrc("B",mode,crc2)
set crc2 = $zcrc("C",mode,crc2)
write "mode ", mode," ", "crc1 = crc2: ", crc1 = crc2, !
}