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CREATE ML CONFIGURATION (SQL)

ML 構成を作成します。

Synopsis

CREATE ML CONFIGURATION ml-configuration-name PROVIDER provider-name       [ %DESCRIPTION description] [ USING json-object-string ]      [ provider-connection-settings ] 

引数

ml-configuration-name 作成する ML 構成の名前。テーブル名と同様の追加の名前付け制約に従う、有効な識別子です。ML 構成名は未修飾です (mlconfiguration-name)。ML 構成名が未修飾の場合は、既定のスキーマ名が使用されます。
PROVIDER provider-name 機械学習プロバイダの名前を指定する文字列。値は次のとおりです。
  • AutoML

  • H2O

  • DataRobot

  • PMML

%DESCRIPTION description オプション — 文字列。ML 構成の説明テキスト。この後の説明を参照してください。
USING json-object-string オプション — 1 つ以上のキーと値のペアを指定する JSON 文字列。この後の説明を参照してください。
provider-connection-settings 接続に必要な追加の設定。機械学習プロバイダによって異なります。この後の説明を参照してください。

説明

CREATE ML CONFIGURATION コマンドは、モデルをトレーニングするための ML 構成を作成します。以下の 1 つ以上のプロパティを指定できます。

ML 構成の説明

%DESCRIPTION は一重引用符で囲まれたテキスト文字列を受け入れます。これを使用して、構成を文書化するための説明を入力できます。このテキストの長さに制限はなく、空白スペースを含むすべての文字を使用できます。

USING

構成の既定の USING 節を指定できます。この節は、1 つ以上のキーと値のペアで構成される JSON 文字列を受け入れます。TRAIN MODEL を実行すると、既定では構成の USING 節が使用されます。

指定するパラメータが、選択するプロバイダによって認識されることを確認する必要があります。これを行わないと、トレーニング時にエラーが発生することがあります。

H2O をプロバイダとして指定した例

CREATE ML CONFIGURATION h2o_config PROVIDER H2O USING {"seed":100, "nfolds":4}

プロバイダの接続設定

構成で指定されたプロバイダによっては、正常な接続を確立するために、いくつかの追加フィールドに入力しなければならないことがあります。

DataRobot

DataRobot に正常に接続するには、以下の値を指定する必要があります。

  • URL [ = ] url-stringurl-string は DataRobot エンドポイントの URL です。

  • APITOKEN [ = ] token-stringtoken-string は DataRobot AutoML サーバにアクセスするためのクライアント API トークンです。

DataRobot の完全な ML 構成を、次のようなクエリで作成できます。

CREATE ML CONFIGURATION datarobot-configuration PROVIDER DataRobot1 URL url-string APITOKEN token-string

url-string と以下に対して適切な値を指定します : token-string

必要なセキュリティ特権

CREATE ML CONFIGURATION を呼び出すには、%CREATE_ML_CONFIGURATION 特権が必要です。ない場合、SQLCODE –99 エラーになります (特権違反)。%CREATE_ML_CONFIGURATION 特権を割り当てるには、GRANT コマンドを使用します。

構成の名前付け規約

構成名は、識別子の規則に従い、以下のような制約を受けます。既定の構成名は、簡単な識別子です。構成名は 256 文字を超えることはできません。また、構成名では大文字と小文字が区別されません。詳細は、"InterSystems SQL の使用法" の “識別子” の章を参照してください。

InterSystems IRIS® は構成名を使用して、対応するクラス名を生成します。クラス名には英数字 (文字および数字) のみを使用し、最初の 96 文字は一意である必要があります。このクラス名を生成するために、InterSystems IRIS は最初に構成名から句読点を削除し、次に最初の 96 文字が一意である識別子を生成します。その際、クラス名の一意性を維持するために、必要に応じて最後の文字を (0 で始まる) 整数に置き換えます。InterSystems IRIS は有効な構成名から一意のクラス名を生成しますが、構成の名前を付ける際には、この名前の生成に伴う以下の制約について考慮する必要があります。

  • 構成名には、最低でも 1 文字を含める必要があります。ビュー名の先頭の文字または最初の句読点に続く文字は、数字以外の文字にする必要があります。

  • InterSystems IRIS は 16 ビット (ワイド) 文字の構成名をサポートします。$ZNAME テストに合格した文字は、有効な文字です。

  • 構成名の最初の文字が句読点文字の場合、2 番目の文字に数字を指定することはできません。これにより、SQLCODE -400 エラーが発生し、生成される %msg の値は "エラー #5053: クラス名 'schema.name' は正しくありません" になります (句読点文字なし)。例えば、指定した構成名が %7A の場合、生成される %msg は "エラー #5053: クラス名 'User.7A' は正しくありません" になります。

  • 生成されたクラス名には句読点が含まれないため、句読点のみ既存の構成名と異なる構成名を作成することは可能ですが、お勧めできません。この場合、InterSystems IRIS は、一意のクラス名を作成するために名前の最後の文字を (0 で始まる) 整数に置き換えます。

  • 構成名は 96 文字よりも大幅に長くすることができますが、最初の 96 の英数字が異なるように構成名を作成すると処理がはるかに容易になります。

構成名は未修飾にする必要があります。構成名が未修飾の場合は (viewname)、システム全体の既定のスキーマ名が使用されます。

CREATE ML CONFIGURATION autoML_config PROVIDER AutoML %DESCRIPTION 'my AutoML configuration!'

関連項目

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