DTL <transform>

あるタイプのオブジェクトを別のタイプのオブジェクトに変換します。

構文

<transform sourceClass="MyApp.SAPtoJDE" 
           targetClass="AlsoMine.JDE"  />

属性

属性	説明	値
sourceClass	必須項目。データ変換用の入力オブジェクトのクラス名。	有効なオブジェクトとプロパティの名前。
targetClass	必須項目。データ変換用の出力オブジェクトのクラス名。	有効なオブジェクトとプロパティの名前。
sourceDocType	オプション。入力オブジェクトが仮想ドキュメントの場合、この文字列はその DocType を識別します。	文字列。
targetDocType	オプション。出力オブジェクトが仮想ドキュメントの場合、この文字列はその DocType を識別します。	文字列。
language	オプション。objectscript である必要があります。	objectscript
create	オプション。ターゲット・オブジェクトに必要な create オプションです。指定しない場合は、デフォルトの new が使用されます。	この値には new、copy、existing のいずれかを指定できます。以下に詳しく説明します。

要素

要素	目的
<annotation>	オプション。<transform> 要素について記述するテキスト文字列。
ほとんどのアクティビティ	オプション。<transform> には、<assign>、<code>、<foreach>、<if>、<sql>、<subtransform>、および <trace> をゼロ個以上、自由に組み合わせて使用できます。

説明

<transform> 要素は、DTL ドキュメントの最も外側の要素です。その他のすべての DTL 要素は、<transform> 要素の中に含まれます。<transform> 内で、2 つのオブジェクトの名前はそれぞれ source および target です。以下に例を示します。

<transform targetClass='Demo.DTL.ExampleTarget'
           sourceClass='Demo.DTL.ExampleSource'
           create='new'
           language='objectscript'>

       <trace value='"Convert from lowercase to uppercase"'/>
       <assign property='target.UpperCase'
          value='$ZCONVERT(source.LowerCase,"U")'
          action='set'/>

</transform>

ソース・オブジェクトとターゲット・オブジェクト

sourceClass と targetClass で、標準のプロダクション・メッセージ・クラスを指定できます。それぞれのクラスに一連のプロパティが含まれます。その場合、sourceDocType 属性および targetDocType 属性は必要ありません。

または、sourceClass および targetClass で、仮想ドキュメントを指定することができます。この場合、sourceDocType 属性および targetDocType 属性によって、仮想ドキュメントで期待されるメッセージ構造を InterSystems IRIS に伝える必要があります。

create オプションの値

ターゲット・オブジェクトの create オプションには、以下の値のいずれかを指定できます。

new — データ変換内の要素を実行する前に、ターゲット・タイプの新しいオブジェクトを作成します。これがデフォルトです。
copy — 変換内の要素を実行する前に、ターゲット・オブジェクトとして使用するソース・オブジェクトのコピーを作成します。
existing — ターゲット・オブジェクトとしてデータ変換の呼び出し側により指定される既存のオブジェクトを使用します。

DTL <true>

DTL <trace>