説明
<trace> 要素は、ターミナル・ウィンドウにメッセージを書き込みます。<trace> メッセージが表示されるのは、DTL データ変換の呼び出し元のビジネス・ホストが [フォアグラウンドで実行] モードに設定されている場合のみです。
トレース・メッセージは、コンソールだけでなく、InterSystems IRIS のイベント・ログにも書き込むことができます。システム管理者は、管理ポータルの [構成] ページでこの動作を制御します。DTL データ変換を呼び出すビジネス・ホストで [トレース・イベントのログ] オプションが選択されている場合、トレース・メッセージは、コンソールに表示されると共にイベント・ログにも書き込まれます。トレース・メッセージがログに書き込まれる場合、そのイベント・ログ・エントリのタイプは "トレース" になります。
DTL の <trace> 要素は、[ユーザ] の優先度を持つトレース・メッセージを生成します。結果は、ObjectScript から $$$TRACE ユーティリティを呼び出した場合と同じです。
Note:
詳細は、"プロダクションの開発" の “InterSystems IRIS のプログラミング” の章で “トレース要素の追加” の節を参照してください。