[config] zfheap=ZFString,ZFSize
ZFString は、0 から 32,767 の範囲の整数です。既定値は 0 です。
ZFSize は、0 から 270,336 (バイト) の範囲の整数です。既定値は 0 です。
説明
zfheap には、$ZF ヒープを構成する 2 つのコンマ区切り値 ZFString および ZFSize が含まれます。$ZF ヒープの詳細は、"コールアウト・ゲートウェイの使用法" の “コールアウト・ライブラリの作成” の章を参照してください。
ZFString
この zfheap パラメータは、InterSystems IRIS® Data Platform において $ZF ヒープで 1 つの文字列パラメータに対して使用できる文字の数です。このために実際に必要なバイト数は、使用している文字が Unicode (2 バイト文字) か、UNIX® 上の 1 バイト文字かに応じて異なります。0 に設定すると、自動的に ZFString のシステム既定値 (32,767) が使用されます。
ZFSize
この zfheap パラメータは、InterSystems IRIS® Data Platform があらゆる目的で $ZF ヒープに割り当てるバイト列のバイト数です。$ZF ヒープは、$ZF のすべての入力および出力パラメータ用に仮想メモリに割り当てられるバイトの合計バイト数です。最初の値で使用可能にした文字列用の領域もこの中に含まれます。0 に設定すると、ZFString の値に基づいて、ZFSize の適切な値が InterSystems IRIS によって自動的に計算されます。式は以下のとおりです。
ZFSize = (1 文字あたりのバイト数 * ZFString) + 2050
例
ZFString に既定値の 32,767 を使用する場合、以下のようになります。
このパラメータの変更
管理ポータルの [メモリ詳細] ページ ([システム管理] > [構成] > [追加設定] > [メモリ詳細]) で、[ZFString] または [ZFSize] の値を編集します。このパラメータは 0,0 に設定することをお勧めします。
管理ポータルを使用する代わりに、Config.configOpens in a new tab クラスで (クラスリファレンスを参照)、または CPF をテキスト・エディタで編集することで (このドキュメントの “構成パラメータ・ファイルの概要” の章にある "アクティブな CPF の編集" のセクションを参照)、zfheap を変更できます。
この設定を編集した場合、変更内容を適用するには、InterSystems IRIS を再起動する必要があります。