インタフェース・マップの表示
[インタフェース・マップ] ユーティリティでは、メッセージがプロダクション内でたどることができるすべてのルートがリストされ、関連するプロダクション・コンポーネントをテーブル形式で表示できます。検索条件を入力すると、ルーティング・ルールやデータ変換がプロダクション内で使用されている場所を確認するなど、特定のコンポーネントに焦点を絞ることができます。各インタフェース・マップは、メッセージがプロダクションで取る一意のルートを表します。例えば、ビジネス・プロセスが複数のビジネス・オペレーションに接続されている場合、メッセージはどのビジネス・オペレーションにも送ることができるため、複数のインタフェース・マップが表示されます。インタフェース・マップの表示は、以下の場合に有用です。
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複数のフィードを持つ複雑なプロダクションで、特定のフィードに対して指定されたすべてのコンポーネントの検索。例えば、名前に "EMR1" という単語を含むビジネス・サービスが含まれるすべてのメッセージ・ルートを検索できます。
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複雑なプロダクションでのメッセージ・フローの視覚化。
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維持を容易にするための複雑なプロダクションのドキュメント化。
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プロダクションの変更時、考えられるすべてのパスがテストされたことの確認。
インタフェース・マップ・ユーティリティにアクセスするには、[Interoperability]→[表示]→[インタフェース・マップ] を選択します。
このユーティリティでは、直前に実行されていたプロダクションのインタフェース・マップが表示されます。インタフェース・マップの検索結果は、.csv、.txt、.xml、または .html ファイルにエクスポートできます。
インタフェース・マップの操作
各インタフェース・マップには、次のプロダクション・コンポーネントが含まれます。
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サービス — メッセージが開始されるビジネス・サービスの名前。
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プロセス — 入力と出力の間で呼び出されるビジネス・ホストの名前。これは通常、ビジネス・プロセスですが、ビジネス・オペレーションが Ens.Alert を呼び出すときなど、ビジネス・オペレーションが別のプロダクション・コンポーネントを呼び出す場合は、ビジネス・オペレーションであることもあります。
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ルール — メッセージの処理中に呼び出されるルーティング・ルールの名前。
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変換 — メッセージの処理中に呼び出されるデータ変換の名前。
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オペレーション — メッセージが停止するビジネス・ホストの名前。これは通常、ビジネス・オペレーションですが、データをデータベースに直接保存するだけのビジネス・プロセスでメッセージが停止するときなど、ビジネス・プロセスがビジネス・オペレーションを呼び出さない場合は、ビジネス・プロセスであることもあります。
列ヘッダをダブルクリックすると、そのプロダクション・コンポーネントでインタフェース・マップのリストをソートできます。
目的のプロダクション・ルートを見つけたら、リスト内でその行をクリックして、ルートの視覚的表現を表示することができます。
検索条件の入力
左側のペインを使用して、リストに表示されるインタフェース・マップを制御する検索条件を入力します。検索ペインには次の 3 つのセクションがあります。
プロダクション
プロダクションの名前が表示されます。プロダクション名をクリックすると、[プロダクション構成] ウィンドウでプロダクションを開くことができます。プロダクションを変更するには、[プロダクション構成] ウィンドウで新しいプロダクションを開始します。緑色のグラフィックは、プロダクションが現在実行中であることを示します。黄色のグラフィックは、プロダクションが現在停止していることを示します。
検索条件
検索するプロダクション・コンポーネントの名前に含まれるテキストを入力します。検索で大文字と小文字を区別するかどうかを指定することもできます。
[インタフェース・マップ] ユーティリティでは、選択したコンポーネントのタイプ (サービス、オペレーション、プロセス、ルーティング・ルール、またはデータ変換) のみが検索されます。[プロセス] オプションと [オペレーション] オプションは、ビジネス・プロセスやビジネス・オペレーションではなく、インタフェース・マップ内のコンポーネントの位置を参照します。プロダクションのビジネス・プロセスが別のコンポーネントを呼び出さない場合、インタフェース・マップではオペレーションとして表示されます。同様に、プロダクションのビジネス・オペレーションが別のコンポーネントを呼び出す場合、インタフェース・マップではプロセスとして表示されます。インタフェース・マップで表示される場所に関係なく、ビジネス・プロセスまたはビジネス・オペレーションを検索するには、検索条件で [プロセス] と [オペレーション] の両方を選択します。
[カテゴリ・フィルタ] ドロップダウン・リストを使用すると、特定のカテゴリを示すラベルが付いたコンポーネントに検索を絞り込むことできます。ルート内のいずれかのコンポーネントがそのカテゴリに属する場合、プロダクション・ルートが表示されます。カテゴリは、プロダクションの各ビジネス・サービス、ビジネス・プロセス、またはビジネス・オペレーションについて [設定] タブの [情報設定] セクションで定義されます。
オプション
[検索テキストをハイライト] を選択すると、[検索条件] で入力したテキスト文字列がインタフェース・マップのリスト内のプロダクション・コンポーネントの名前でハイライト表示されます。
インタフェース・マップのエクスポート
[エクスポート] ボタンを使用して、検索で見つかったインタフェース・マップ・ルートを、.csv、.txt、.xml、または .html ファイルに保存できます。これは、プロダクションをドキュメント化するための便利な方法です。指定したファイル名の拡張子は、エクスポートされるファイルの形式を特定します。エクスポートされる .csv ファイルはコンマ区切りではなく、タブ区切りです。エクスポート・ファイルは、ブラウザのダウンロード機能を使用してローカル・マシンに保存されます。
自動更新に設定すると、管理ポータルは無効になり、[更新] アイコン をクリックしてエクスポート・プロセスを完了するよう通知するメッセージを受信します。この [更新] アイコンは、[エクスポート] ボタンの横にあります。