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非推奨の機能とサポート中止の機能

このトピックでは、InterSystems IRIS® の非推奨の機能を示します。また、サポート中止になった機能または削除された機能も示します。

非推奨およびサポート中止のテクノロジと機能の概要

インターシステムズでは、より新しいオプションやより優れたオプションが利用可能になった場合、テクノロジの開発を停止します。ただし、これらの機能に対する製品サポートは最小サポート・バージョンOpens in a new tab以上の製品に対するサポートと同様に続行されます

非推奨とは、インターシステムズが積極的に開発しなくなった、より優れたオプションが存在する機能またはテクノロジを示します。新規開発では、非推奨のアイテムは使用しないでください。非推奨の指定は、顧客が機能またはテクノロジの使用を排除するよう計画すべきことを示します。インターシステムズは、非推奨の製品機能をサポートするためのスタッフの専門知識を維持しています。

サポート中止とは、既存のアプリケーションのものであっても、もはや使用できなくなった機能またはテクノロジを示します。インターシステムズは、このようなテクノロジを使用し続けることは、顧客にとってリスクであると考えます。 この理由の一部を以下に示します。

  • 使用が減少し、顧客が少数になった。

  • 機能が、最新のテクノロジまたはセキュリティ手法と互換しなくなった。

  • 機能またはテクノロジと最新の製品実装との間に互換性がなくなったことで、アプリケーションの保守に多大なコストがかかる。

  • 機能またはテクノロジが、サードパーティのサポート中止コンテンツに依存している。

InterSystems Cloud Manager

バージョン 2023.3 以降、InterSystems Cloud Manager (ICM) は非推奨になっています。インターシステムズは、このテクノロジを使用する既存のユーザのサポートは継続しますが、新たな導入はお勧めしません。

さまざまなシステムでの InterSystems IRIS の導入と管理に関心のあるクラウド・ユーザは、Kubernetes および ICM と同様の機能を持つ InterSystems Kubernetes Operator を検討することをお勧めします。

InterSystems IRIS 自然言語処理

バージョン 2023.3 以降、InterSystems IRIS NLP (iKnow とも呼ばれます) は非推奨になっています。既存の機能はすべて InterSystems IRIS の一部として引き続き利用できます。また、お客様の既存の導入は引き続きサポートされます。ただし、インターシステムズでは、今後、機能を積極的に開発することはなく、このテクノロジを利用して新規の開発プロジェクトを開始することはお勧めしません。Python モジュールとしてのパッケージである、オープンソース・バージョンOpens in a new tabのコア・エンジンは InterSystems IRIS とは独立して使用でき、今後も使用可能です。テクノロジの現在の使用法に関するガイダンスが必要な場合は、アカウント・チームにお問い合わせください。

InterSystems IRIS SQL Search (iFind とも呼ばれます) は部分的にのみ影響を受けます。意味的および分析インデックス・タイプのみ、iKnow エンジンを使用するため、非推奨になります。他のすべての機能およびインデックス・タイプはこれの影響を受けず、引き続き、柔軟かつ高性能なフルテキスト検索機能を必要とするアプリケーションの選択肢として推奨されます。

プライベート Web サーバ (PWS)

バージョン 2023.2 以降、InterSystems IRIS のローカル・インストールではプライベート Web サーバはインストールされなくなり、InterSystems IRIS コンテナではプライベート Web サーバは提供されなくなります。

プライベート Web サーバを使用する代わりに外部 Web サーバをインストールして、ニーズに合わせて構成することを強くお勧めします。これは、既存のインターシステムズの推奨事項の変更ではなく、サポート対象の Web サーバのリストに変更はありません。

2026 年の最初の EM リリースより、プライベート Web サーバはサポート中止になります。その時点で、既存の InterSystems IRIS インスタンスをアップグレードすると、プライベート Web サーバは削除されます。

この変更の詳細は、2023.2 の新機能リストの "プライベート Web サーバ (PWS)" を参照してください。

スタジオ

バージョン 2023.2 以降、スタジオは非推奨になっています。バージョン 2024.1 は、Windows ディストリビューションの一部としてスタジオを含む最後のリリースになります。このリリース後も、スタジオは WRC コンポーネントのダウンロードOpens in a new tab・ページからスタンドアロン・ツールとして引き続き入手できます。

インターシステムズでは、InterSystems ObjectScript Extension PackOpens in a new tab を備えた Visual Studio Code (VS Code)Opens in a new tab を推奨しています。これにより、インターシステムズ・アプリケーション向けのフル機能の統合開発環境が提供されます。InterSystems ObjectScript Expansion Pack には、InterSystems ObjectScriptOpens in a new tabInterSystems Language ServerOpens in a new tab、および Server ManagerOpens in a new tab の拡張機能が含まれます。IRIS スタジオから VS Code への移行Opens in a new tabの詳細は、InterSystems VS Code 拡張機能Opens in a new tabのドキュメントを参照してください。

Unstructured Information Management Architecture (UIMA) 統合

バージョン 2023.1 以降、Unstructured Information Management Architecture (UIMA) を実装する機能の使用は非推奨になっています。このリリースには引き続き UIMA 統合機能が用意されていますが、今後のリリースで削除される予定です。

バージョン 2023.1 以降、UIMA を実装するうえで必要な JAR ファイルはリリースから削除Opens in a new tabされています。これらのファイルを取得するには、"更新済みの Apache UIMA JAR ファイルを構築" を参照してください。

Spark コネクタ

バージョン 2022.1 以降、Spark コネクタは非推奨になっています。バージョン 2022.3 以降、サポート中止になっています。バージョン 2023.1 以降、リリースから削除されています。

Spark には JDBC コネクタが組み込まれました。Spark コネクタを使用する場合は、Spark JDBC コネクタを使用するようにコードを変更する必要があります。

Atelier

バージョン 2021.1 以降、Atelier は非推奨になっています。

インターシステムズでは、InterSystems ObjectScript Extension PackOpens in a new tab を備えた Visual Studio Code (VS Code)Opens in a new tab を推奨しています。これにより、インターシステムズ・アプリケーション向けのフル機能の統合開発環境が提供されます。InterSystems ObjectScript Expansion Pack には、InterSystems ObjectScriptOpens in a new tabInterSystems Language ServerOpens in a new tab、および Server ManagerOpens in a new tab の拡張機能が含まれます。IRIS スタジオから VS Code への移行Opens in a new tabの詳細は、InterSystems VS Code 拡張機能Opens in a new tabのドキュメントを参照してください。

Zen

バージョン 2018.1 以降、Zen は非推奨になっています。このリリースには引き続き Zen が用意されていますが、今後のリリースで削除される予定です。

Zen レポート

バージョン 2018.1 以降、Zen レポートは非推奨になっています。このリリースには引き続き Zen レポートが用意されていますが、今後のリリースで削除される予定です。

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