TestControl
テストを開始すると、%UnitTest.TestProductionOpens in a new tab の TestControl メソッドが実行されます。このメソッドは、テスト対象のプロダクションを開始および停止したり、一連のコールバック・メソッドを呼び出したりします。それらのコールバック・メソッドは、テストのほとんどの作業を行います。それには、以下のようなタスクが含まれます。
-
プロダクション環境の準備 (ディレクトリおよびプロダクションの構成設定の初期化など)。
-
実行中のプロダクションおよびそのコンポーネントへの入力の送信 (適切なディレクトリへの入力ファイルの配置や、個別のコンポーネントへのプロダクション・メッセージの送信など)。
-
実行中のプロダクションによって生成された出力およびエラーの検証。
-
イベント・ログおよびデータベースの内容の検証や、プロダクションによって生成されたファイルの内容の確認。
使用するテスト・クラスは、%UnitTest.TestProductionOpens in a new tab のサブクラスになります。プロダクションに対するテストの作成における作業の大部分は、TestControl によって呼び出されるコールバック・メソッドのオーバーライドを必要とします。
テストを開始するには、さまざまな方法があります。それらの方法については、このチュートリアルで後述します。
プロダクション・テストを作成する場合、TestX メソッドは実装しません。このように %UnitTest.TestProductionOpens in a new tab を使用してプロダクション・テストを作成することは、%UnitTest.TestCaseOpens in a new tab を使用してテストを作成することとは大きく異なります。