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ローカル・データベースの作成

ローカル・データベースの作成

ローカル・データベースを作成するには以下の手順を実行します。

  1. [ローカルデータベース] ページ ([システム管理][構成][システム構成][ローカルデータベース]) に移動します。

  2. [新規データベース作成] をクリックし、[データベース] ウィザードを起動します。

  3. テキスト・ボックスにデータベース名を入力します。データベース名は、InterSystems IRIS インスタンス内で使用されているものであってはなりません。"データベース名の規則" も参照してください。

  4. 特定のブラウザを使用して、InterSystems IRIS インスタンスに初めてローカル・データベースを作成する場合は、次のどちらかの操作を実行する必要があります。

    • データベース・ディレクトリの名前を入力します。この場合は、その名前の確定後に、このディレクトリが IRIS.DAT ファイルを含んで c:\InterSystems\mgr 内に作成されます。

    • フォルダ・アイコンをクリックして既存のディレクトリを参照します。この場合は、そのディレクトリ内に IRIS.DAT ファイルが作成されます。

    これ以降、既定では IRIS.DAT ファイルを格納しているディレクトリが、指定したデータベース名と同じ名前で、以前のデータベース・ディレクトリと同じ場所に作成されます。例えば、最初にデータベース db22c:\InterSystems\mgr 内のディレクトリに作成した場合、再度 [新規データベース作成] をクリックして [データベースの名前を入力してください] ボックスに db33 と入力すると、[データベースディレクトリ] テキスト・ボックスには c:\InterSystems\mgr\db33 が自動的に入力されます。これを c:\InterSystems\db33 に変更して db33 を作成すると、次回はベース・ディレクトリ c:\InterSystems が入力されます。

    Note:

    InterSystems IRIS では、データベース・ディレクトリを構成する際、シンボリック・リンクの使用はサポートされていません。

  5. [次へ] をクリックしてデータベースの構成を継続します。指定したディレクトリに、既に IRIS.DAT ファイルが存在する場合は、これについての警告が表示され、次のいずれかを実行できます。

    • [完了] をクリックして既存のファイルを使用します。この場合、データベースのすべての特性が IRIS.DAT ファイルによって決定されます。データベースを他のインスタンスからコピーまたは移動する場合や、同じシステムの他のインスタンスで作成したデータベースを一時的にマウントする場合は、一般的に、この操作を行うことになります。

    • [戻る] をクリックして、他のディレクトリを指定します。その後で、再度 [次へ] をクリックして、次に示す手順で新しいデータベースの特性の指定を続行します。

  6. [初期サイズ] テキスト・ボックスに、MB 単位でデータベースのサイズを入力します (既定は 1 MB です)。

    Note:

    データベースのサイズが利用可能なディスク容量の合計より大きくなるようにデータベースを作成したり、編集したりすることはできません。指定したサイズがディスクの空き容量の 90% 以内になる場合は、警告が表示され、操作を確定する必要があります。

  7. [このデータベースのブロックサイズは] ドロップダウン・リストから希望のデータ・ブロック・サイズを選択します。既定では、新しいデータベースはすべて [ブロックサイズ] 8 KB で作成されます。

    Caution:

    "ラージ・ブロック・サイズに関する考慮事項" のガイドラインを理解していない限り、このドロップダウン・リストから 8 KB 以外のブロック・サイズを選択しないでください。

  8. マルチボリューム・データベースが必要な場合は、[New volume threshold size] の値を 0 より大きい数字に変更してから、TB、GB、MB の単位のラジオ・ボタンを選択します。IRIS.DAT がこのサイズに到達すると、新しいデータベース・ボリュームが作成されます。詳細は、"マルチボリューム・データベース" を参照してください。

  9. グローバル・ジャーナリングがこのデータベースで必要かどうかを [ジャーナルグローバル] ドロップダウン・リストから選択します。"ジャーナリングの概要" を参照してください。

    Note:

    一時グローバルを格納するようデータベースを構成する場合、[ジャーナルグローバル] プロパティを [いいえ] に設定することは、IRISTEMP に一時グローバルを格納することとは異なります。詳細は、"一時グローバルと IRISTEMP の使用" を参照してください。

  10. 暗号化が有効にされている場合、[暗号化データベース][はい] を選択することによってこのデータベースを暗号化できます。

  11. インスタンスがミラーの一部の場合、[ミラーリングされるデータベース][はい] を選択することによってこのデータベースをミラーに追加できます。ミラーリングされるデータベースの作成の詳細は、"ミラーにデータベースを追加する" を参照してください。

  12. これ以降のパネルでは、[次へ] をクリックすることでデータベースの構成を続行できます。また、これ以降の既定値をそのまま受け入れる場合は [完了] をクリックします。

  13. このデータベースへのアクセスをコントロールするリソースを選択します。

    • デフォルトリソースを使用する, %DB_%DEFAULT — %DB_%DEFAULT

    • 既存リソースを使用 — 既存のデータベース・リソースのリストから選択します。

    • 新規リソース作成 — 新しいデータベース・リソースを作成します (新しい名前は既定で %DB_%database name になります)。

  14. [次へ] をクリックし、データベースの属性のリストを表示します。

  15. [完了] をクリックし、データベースを追加します。

次は、作成したデータベースの構成と管理を行います。

Note:

偶発的なデータベースの破壊を予防するために、IRIS.DAT などのオペレーティング・システム・ファイルは、それがマウントされたデータベースでなくても、オープンや上書きができないようになっています。

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