[dimension_name].[hierarchy_name].[level_name].&[member_key]
ここで、member_key は、メンバの KEY プロパティの値です。例を以下に示します。
birthqd.h1.quarter.&[2]
member_key は、式ではなく大文字と小文字を区別するリテラル値です。つまり、これを文字列値の式に置き換えることはできません。
KEY 値の作成方法の詳細は、リファレンスの "内部プロパティ" を参照してください。また、PROPERTIES 関数を使用して、KEY プロパティなど、メンバのプロパティの値を検索できます。
InterSystems MDX 拡張機能を使用して、以下の構文で別のキューブ内のメンバを参照する式。
[relationship_name].member_expression
[relationship_name] は、クエリで使用されるキューブ内のリレーションシップの名前を付ける MDX 識別子、member_expression は、そのキューブに適したメンバ式です。
メンバ式を含むピボット変数への参照。ピボット変数を参照するには、以下の構文を使用します。
variablename は論理変数名です。この式は角括弧で囲まないでください。この構文では大文字と小文字は区別されません。ピボット変数名も同様です。
ピボット変数の定義に関する詳細は、"アナライザの使用法" の "ピボット変数の定義と使用" を参照してください。
例えば、以下のメンバ式はすべて同等です。
[gend].[h1].[gender].Female
[gend].female
gend.H1.gender.female
gend.h1.FEMALE
gend.female
計算メンバ
メンバは、レベルの定義の一部として、キューブ定義内で定義できます。計算メンバを作成することもできます。これは通常、他のメンバに基づきます。計算メンバは、以下の 2 つの方法で定義できます。
用途
メンバ式は、以下の方法で使用できます。
-
多くの MDX 関数のメンバ引数として。
-
WHERE 節の引数として。
-
セットの要素として。
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