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Path

既定の PATH 環境変数にディレクトリを追加します。UNIX® システムでのみ有効です。

Synopsis

[config]    Path=directory:directory2:directory3[...]

directory は、有効なディレクトリのフル・パスです。Path の最大長は 1024 文字です。既定では、ディレクトリは記述されていません。

説明

InterSystems IRIS® データ・プラットフォームの起動の一環として、UNIX® システムでは、新しいプロセスに UNIX® PATH 環境変数を割り当てます。既定では、UNIX® PATH 変数は以下のとおりです。

PATH=/usr/bin:/bin:/usr/sbin:/usr/local/bin:/usr/local/sbin

PATH を使用する InterSystems IRIS プロセスとしては、システム・デーモン、SYSTEM^%ZSTART によって開始されるプロセス、スーパー・サーバによって作成されるプロセス (JDBC/ODBC サーバなど) などがあります。

お客様のアプリケーションにおいて、InterSystems IRIS が提供する既定の UNIX® PATH に追加された検索ディレクトリをこれらのプロセスの PATH 環境変数に含める必要がある場合があります。CPF Path 変数を使用することで、このパスにディレクトリを追加できます。この設定を変更した場合は、インスタンスを再起動して、変更を有効にする必要があります。

Note:

ターミナル・プロセスではそれらの PATH がこのように設定されないため、ログイン・スクリプトでそれらの PATH を設定する必要があります。

Path=/usr/customerapp/bin

これによって、システム・プロセスの PATH 環境変数が以下に設定されます。

PATH=/usr/bin:/bin:/usr/sbin:/usr/local/bin:/usr/local/sbin:/usr/customerapp/bin

このパラメータの変更

管理ポータルの [メモリ詳細] ページ ([システム管理] > [構成] > [追加設定] > [メモリ詳細]) で、[Path] の行の [編集] を選択します。1 つ以上のディレクトリをコロンで区切って入力します。

管理ポータルを使用する代わりに、Config.configOpens in a new tab クラスで (クラスリファレンスを参照)、または CPF をテキスト・エディタで編集することで (このドキュメントの “構成パラメータ・ファイルの概要” の章にある "アクティブな CPF の編集" のセクションを参照)、Path を変更できます。

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