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%DotNet Server

.NET ゲートウェイを定義します。

Synopsis

[Gateways] 
%DotNet Server=.NET,Port,[optional fields]

説明

%DotNet Server は既定の CPF に記述された .NET ゲートウェイ定義の名前です。これとは別の .NET ゲートウェイを別の名前で作成できるほか、"[Gateways]" の説明にあるように既存のゲートウェイの編集または削除もできます。各定義は、その名前の後に = 文字と、ゲートウェイを定義するコンマ区切りリストの値を記述して構成されています。必須のフィールドもあれば、空白のままとすることができるフィールドもあり、その場合は既定値が使用されます。以降の 2 つのセクションでは、.NET ゲートウェイに固有のフィールドと、すべてのゲートウェイで使用できるフィールドについて説明しています。詳細は、".NET 外部サーバのセットアップOpens in a new tab" および ".NET 用の外部サーバ構成の定義Opens in a new tab" を参照してください。

.NET ゲートウェイの各フィールド

.NET ゲートウェイ定義にある最初の 3 つのフィールドはすべてのゲートウェイに共通であり、続く 3 つのフィールドは .NET ゲートウェイに固有です。これらは以下の順序で記述されています。

  • Type (必須) — ゲートウェイのタイプ。.NET ゲートウェイを定義すると .NET に設定されます。

  • Port (必須) — InterSystems IRIS でゲートウェイとプロキシ・クラスとの通信に使用する TCP ポート番号。このポート番号は、サーバ上のその他のローカル TCP ポートと競合していないことが必要です。

  • Resource — このゲートウェイへのアクセスを制御するゲートウェイ・リソースOpens in a new tab。既定の CPF では %Gateway_Object です。

    Important:

    リソースを指定していない場合、ゲートウェイはパブリックですが、この機能を使用してすべてのゲートウェイを保護することを強くお勧めします。

  • DotNetVersion — 使用する .NET バージョンを指定します。指定できる値は N6.0、N5.0、F4.6.2、F4.5、F3.5、F2.0、C2.1です (既定値は N6.0)。

    Note:

    既定値が F4.5 である前のバージョンからインスタンスをアップグレードしたときに N6.0 が設定されるように、既定の CPF では既定値として N6.0 が指定されています。

  • FilePath — ゲートウェイの実行可能ファイルの場所。ローカル・サーバ上でゲートウェイを開始するコマンドをアセンブルするときに使用します。この設定を指定していない場合、既定のディレクトリである install-dir\dev\dotnet\bin\ が使用され、DotNetVersion の設定に従って適切なサブディレクトリが選択されます。例えば、DotNetVersion が N6.0 であれば、FilePathinstall-dir\dev\dotnet\bin\net6.0 になります。

    Note:

    InterSystems IRIS の現在のバージョンでは、DotNetVersion の値 F4.5、F2.0、C2.1 に対応する実行可能ファイルはインストールされません。以前のバージョンの実行可能ファイルを使用できるように、これらの値が用意されています。

  • Exec32 — 64 ビット・プラットフォームでこの値を 1 に設定すると、ゲートウェイが 32 ビットとして実行されます。既定値は 0 で、実行は 64 ビットになります。

一般ゲートウェイの各フィールド

残りの 8 つのフィールドはどのゲートウェイ定義でも使用できます。これらは以下の順序で記述されています。

  • SSLConfigurationServer — サーバの TLS/SSL に使用する SSL/TLS 構成Opens in a new tabの名前。

  • SSLConfigurationClient — クライアントの TLS/SSL に使用する SSL/TLS 構成Opens in a new tabの名前。

  • VerifySSLHostName — TLS/SSL クライアントでホスト名を検証するかどうかの指定。既定値は 0 で、ホスト名は検証されません。

  • UseSharedMemory — 共有メモリが使用できる場合に、接続に共有メモリを使用するかどうかの指定。既定値は 1 (共有メモリを使用) です。

  • LogFile — InterSystems IRIS とゲートウェイ間のすべての通信をログ記録するファイルの完全パス名。このオプションのプロパティは、デバッグ時にのみ使用してください。最大長は 1023 文字です。

  • AllowedIpAddresses — 受信接続を許可する IP アドレス。すべてのローカル IP アドレス (127.0.0.1、VPN アドレスなど) での接続をマシンに許可する場合は 0.0.0.0 を指定します。既存の単一ローカル IP アドレスを指定して、接続をその IP アドレスのみに制限することもできます。既定値は、127.0.0.1 です。

  • ConnectionTimeout — ゲートウェイとの接続が確立するまでに待機する秒数。範囲は 2 ~ 300 です。既定値は 5 です。

  • InitializationTimeout — ゲートウェイの初期化中に応答を待機する秒数。範囲は 2 ~ 300 です。既定値は 5 です。

このパラメータの変更

ゲートウェイ定義の変更と追加の詳細は、"[Gateways]" を参照してください。

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