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MapMirrors

このインスタンスを含むミラーのミラー・メンバを定義します。

Synopsis

[MapMirrors.m]    Name=a,b,c,d,e,f,g,h,i,j,k,l,m,n

説明

現在のインスタンスに接続している各ミラー (m) に対して、InterSystems IRIS® Data Platform は、CPF に [MapMirrors.m] というセクションを作成します。このセクションには、そのミラーに接続しているすべてのインスタンスのエントリが含まれます。以下に示すように、エントリは Name と 14 個のコンマ区切り値 (an) で構成されます。

  • Name – 必須。このメンバをミラー内で識別する一意の名前。最大 15 文字の大文字の英数字の文字列には、スペースやタブ、コンマ (,)、セミコロン (;)、および等号 (=) を含めることはできません。また、この文字列は、保存前に大文字に変換されます。

    これは、ミラー内のこのインスタンスの名前です。ミラー・システム名は、すべてのミラーにわたり一意である必要があります。インスタンスは、複数のミラー・セットに出現する可能性のある単一のミラー・システム名を持つからです (つまり、非同期メンバは複数のミラーに接続する可能性があります)。ほとんどの場合は、GUID を使用してミラー・メンバが識別され、Name は表示のために使用されます。この名前にコロン (:) を含めることはできません。

  • a (AgentAddress) – プライマリに接続するミラー・メンバが、このフェイルオーバー・メンバ上のエージェントと通信するために使用する必要のあるネットワーク・アドレス (DNS の問題を回避するために推奨される IP アドレス)。これは、非同期メンバ上では省略されます。エージェントは、これらのインスタンス上のミラーリングには使用されないからです。これは、フェイルオーバー・メンバ上では必須です。エージェントはジャーナル・データを転送できるため、ネットワーク輻輳を避けるためにここではプライベート・アドレスであることが望ましい場合があります。

  • b (AgentPort) – このインスタンス上のエージェントがリッスンするように構成されているポート番号。ローカル・エージェントがアクティブの場合は、##class(SYS.Agent).GetApplicationPort() は現在の値を返します。

  • c – 内部用。

  • d (SuperServerAddress) – 外部ミラー認識システムがプライマリに接続するために使用するネットワーク・アドレス (これは、現時点では ECP アプリケーション・サーバのみですが、将来は別の接続にも拡張される可能性があります)。他のミラー・メンバが、制御や監視を目的としてメンバのスーパーサーバ・アドレスに接続する場合があります。メンバがプライマリであり、プライマリのミラー・プライベート・アドレス (MirrorPrivate) にアクセスできない場合、非同期メンバはこのアドレスを使用して (ジャーナル・データを受け取るための) データ・チャンネルを確立しようとします。

  • e (GUID) – 必須項目。このミラーで一意の内部 GUID。ミラー内のこのノードを一意に識別します。ノードの識別以外の主な用途は、ミラーリングされたデータベースの特定コピーを所有するインスタンスを識別することです。

  • f (InstanceDirectory) – インスタンスのインストール・ディレクトリ (mgr ディレクトリの親ディレクトリ)。エージェントに対してインスタンスを識別するために、主にフェイルオーバー・メンバ上で使用されます。

  • g (MemberType) – ミラー・メンバのタイプを示す数値。次のいずれかです。

    • 0 - フェイルオーバー・メンバ

    • 2 - 非同期メンバ

  • h (MirrorPrivate) – このインスタンスがプライマリの場合、他のミラー・メンバはこのアドレスを使用して、プライマリからジャーナル・データを受け取るためのミラー・データ・チャンネルを確立します。ミラー・プライベート・アドレスでこれにアクセスできない場合、非同期メンバは、プライマリのスーパーサーバ・アドレス (SuperServerAddress) を代わりに利用します。

  • i (MirrorSSPort) – このインスタンス用のスーパーサーバ・ポート。このインスタンスに対する接続を確立するクライアントによって、MirrorAddress および ECPAddress の両方と共に使用されます。

  • jklm、および n – 内部用。

各エントリは次のように 1 行で記述します。

[MapMirrors.MIMI]
MIMI_A=mirrorhostA,2188,,mirrorhostA,C7BA9224-3851-47D4-83BD,c:\intersystems\20142302july10a\,0,mirrorhostA,56776,,0,
MIMI_B=mirrorhostB,2188,,mirrorhostB,D14611B3-E0F5-4708-A111,c:\intersystems\20142302july10b\,0,mirrorhostB,56777,,0,
MIMI_D=mirrorhostD,2188,,mirrorhostD,06E1D307-59D9-4500-AA3B,c:\intersystems\20142302jul10d\,2,mirrorhostD,56779,,0,

このパラメータの変更

管理ポータルの [ミラーの作成] ページ ([システム管理] > [構成] > [ミラー設定] > [ミラーの作成]) で、要求された情報を入力します。[ミラーの編集] ページで既存のミラーを編集できますが、編集操作を実行できるのはプライマリ・フェイルオーバー・メンバからのみです。


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