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Mirrors

このインスタンスを含むミラーを定義します。

Synopsis

[Mirrors]    Name=a,b,c,d,e,f,g,h,i,j|k,l,m,n,o,p

説明

[Mirrors] セクションには、InterSystems IRIS® Data Platform の現在のインスタンスに接続されている各ミラーのエントリが含まれます。以下に示すように、エントリは Name と 14 個のコンマ区切り値 (an) で構成されます。

  • Name – 必須。このミラーを識別するときに使用できる一意の名前。最大 15 文字の大文字英数字文字列です。

  • a (GUID) – 必須項目。このミラーで一意の内部 GUID。

  • b (2) – 内部用。

  • c (1) – 内部用。

  • d (定義済みのプライマリ) – 一般に保守目的でミラー・フェイルオーバーを無効にする場合に使用されます。InterSystems IRIS または ^MIRROR ルーチンのシャットダウン時に nofailover オプションを使用して操作します。これには、プライマリにする必要があるメンバのミラー名が含まれています。そのノードが起動してプライマリになると自動的にクリアされます。

  • e (QOSTimeout) – サービス品質タイムアウト:フェイルオーバー・メンバが、アクションを実行する前に、他のフェイルオーバー・メンバからの応答を待機する最大時間 (ミリ秒単位)。さらに、フェイルオーバー・メンバの応答をアービターが待機する場合にも適用されます。既定は 8000ms です。一般に、専用のローカル・ネットワークに接続された物理 (仮想化されていない) ホストへの導入では、停止に対するより迅速な対応が必要な場合には、この設定を短くすることができます。QoS タイムアウト設定の詳細は、"高可用性ガイド" の “ミラーリング” の章の "サービス品質 (QoS) タイムアウトの構成" を参照してください。

  • f (0) – 内部用。

  • g (UseSSL) – ミラー内でセキュリティを実現するために、SSL/TLS を使用するようにミラーのノードを構成できます。こうすると、1 つのノードから別のノードへの認証と、ノード間での暗号化された通信の両方が提供されます。ミラーで SSL/TLS を使用するために、(フェイルオーバーまたは非同期の) 各メンバは、%Mirror_Client および %Mirror_Server の SSL/TLS 構成のペアを使用します。これらの構成は、ミラーで SSL/TLS が有効になっているときに、各メンバ上に既に存在している必要があります。SSL の設定方法の詳細は、"ミラー用 TLS 構成の作成および編集" を参照してください。値は 0 (いいえ : 既定値) または 1 (はい) です。

  • h (VirtualAddress) – 仮想 IP アドレスを指定します。すべての外部クライアント (言語バインディング、ODBC/JDBC/SQL クライアントなど) が単一アドレスを使用してミラーに接続するように、ミラー仮想 IP (VIP) アドレスを構成することができます。この仮想 IP アドレスは、自動的に現在のプライマリ・メンバ上のインタフェースに結合されます。VIP を使用するには、両方のフェイルオーバー・メンバが同一のサブネットに配置されている必要があります。詳細は、"高可用性ガイド" の “ミラーリング” の章で、"ミラー仮想 IP (VIP) の構成" のセクションを参照してください。

  • i (0) – 内部用。

  • j (ArbiterNode) – このミラーに対して構成されているアービターのネットワーク・アドレス。アービターは、ミラーのフェイルオーバー・メンバとの継続的な通信が維持される ISCAgent をホストする独立インスタンスで、直接通信できない場合にフェイルオーバーの決定を安全に下すために必要なコンテキストで提供します。

  • k (ArbiterPort) – 構成済みアービターの ISCAgent プロセスにより使用されるポート (既定では 2188)。j と同じスペースに縦棒で区切って記述します。

  • l (CompressionForFailoverMembers) – ジャーナル・データを主ジャーナルからバックアップに転送する前に圧縮するかどうかを判断します。指定可能な値は、0 (システムによる選択、フェイルオーバー・メンバ間の応答時間が最適化されます)、1 (圧縮しない)、および 2 (圧縮する) です。

  • m (CompressionForAsyncMembers) – ジャーナル・データを主ジャーナルから非同期メンバに転送する前に圧縮するかどうかを決定します。指定可能な値は、0 (システムによる選択、ネットワーク使用率が最適化されます)、1 (圧縮しない)、および 2 (圧縮する) です。

  • n (AllowParallelDejournaling) – 並列デジャーナリング・アップデータを実行できるミラー・メンバのタイプを決定します。指定可能な値は、0 (フェイルオーバー・メンバと災害復旧メンバ)、1 (フェイルオーバー・メンバのみ)、および 2 (すべてのメンバ) です。

  • o (CompressionTypeForFailoverMembers) – CompressionForFailoverMembers の圧縮タイプを決定します。指定可能な値は、0 (ZLIB)、1 (ZSTD)、および 2 (LZ4) です。

  • p (CompressionTypeForAsyncMembers) – CompressionForAsyncMembers の圧縮タイプを決定します。指定可能な値は、0 (ZLIB)、1 (ZSTD)、および 2 (LZ4) です。

ミラーリングの詳細は、"高可用性ガイド" の “ミラーリング” の章を参照してください。

管理ポータル

管理ポータルの [ミラーの作成] ページ ([システム管理] > [構成] > [ミラー設定] > [ミラーの作成]) で、要求された情報を入力します。[ミラーの編集] ページで既存のミラーを編集できますが、編集操作を実行できるのはプライマリ・フェイルオーバー・メンバからのみです。


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