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ATAN2 (SQL)

2 つの座標を受け取りアーク・タンジェントの角度をラジアンで返すスカラ数値関数。

Synopsis

{fn ATAN2(y,x)}

引数

引数 説明
y y 軸座標を指定する数値式。
x x 軸座標を指定する数値式。

ATAN2 は、NUMERIC または DOUBLE データ型のいずれかを返します。ATAN2 では、numeric-expression がデータ型 DOUBLE の場合は DOUBLE を返し、それ以外の場合は NUMERIC を返します。

概要

ATAN2 は半径のデカルト座標 (y,x) を受け取り、角度のタンジェントの逆関数値 (弧) を浮動小数点値として返します。両方の座標の符号を使用して、デカルト座標が決定されます。x が正の値である場合、ATAN2ATAN(y/x) と同じ値を返します。NULL 値を渡すと ATAN2 は NULL を返します。ATAN2 は、空文字列 (") のように数値でない文字列を数値 0 (ゼロ) として扱います。

ATAN2 は、有効桁数が 36 で小数桁数が 18 の値を返します。

ATAN2 は { } 括弧構文による ODBC スカラ関数としてのみ使用できます。

DEGREES 関数を使用してラジアンを度数に変換できます。RADIANS 関数を使用して度数をラジアンに変換できます。

次の例では、ATAN2 を呼び出します。

SELECT {fn ATAN2(15,30)} AS ArcTangent 

これは、0.46 を返します。

関連項目

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