WITH オプションである ENCRYPTED_DB および/または GLOBAL_JOURNAL_STATE のどちらも指定しないか、どちらか一方、または両方を指定することができます。両方を指定する場合は、それらを WITH ENCRYPTED_DB GLOBAL_JOURNAL_STATE=NO のようにスペースで区切ります。
c:\InterSystems\IRIS\mgr\Barney\C containing IRIS.DAT, iris.lck, stream folder c:\InterSystems\IRIS\mgr\Barney\D containing IRIS.DAT, iris.lck, stream folder
C (コード) ディレクトリは、ネームスペースのルーチン・データベースのために使用されます。D (データ) ディレクトリは、ネームスペースのグローバル・データベースのために使用されます。mgr ディレクトリの位置に戻るには、%SYSTEM.Util.ManagerDirectory()Opens in a new tab メソッドを使用します。
オプションの ON DIRECTORY pathname 節では、データベース・ファイルのために、ネームスペースと同じ名前のディレクトリではなく異なる場所を指定できます。例えば以下のようになります。
CREATE DATABASE Flintstone ON DIRECTORY 'c:\InterSystems\IRIS\mgr\Fred'
指定された pathname が既に存在する場合は、InterSystems IRIS によって SQLCODE -341 エラーが発行されます。
CREATE DATABASE コマンドの実行には特権が必要です。CREATE DATABASE を使用する前に、%Admin_Manage リソースを有するユーザとしてログインする必要があります。特権がない場合は、SQLCODE -99 エラー (特権違反) が返されます。
$SYSTEM.Security.Login()Opens in a new tab メソッドを使用して、以下のようにユーザに適切な特権を割り当ててください。
DO $SYSTEM.Security.Login("_SYSTEM","SYS")
&sql( )
$SYSTEM.Security.Login メソッドを呼び出すには、%Service_Login:Use 特権が必要です。詳細は、"インターシステムズ・クラス・リファレンス" の "%SYSTEM.SecurityOpens in a new tab" を参照してください。
管理ポータルからネームスペースを作成することもできます。[システム管理]、[構成]、[システム構成]、[ネームスペース] の順に選択して、既存のネームスペースをリストします。既存ネームスペースのこのテーブルの一番上で、[新規ネームスペースの作成] をクリックできます。
1 つの InterSystems IRIS インスタンスに設定できるネームスペース数の最大数は 2048 です。この制限は、CREATE DATABASE で作成したネームスペースに適用されます。
関連項目