RTRIM (SQL) Contents 概要 例 関連項目 末尾の空白を削除した文字列を返す文字列関数です。 Synopsis RTRIM(string-expression) {fn RTRIM(string-expression)} 引数 引数 説明 string-expression 列の名前、文字列リテラル、他のスカラ関数の結果などを表すことができる文字列式。基本となるデータ型は、任意の文字タイプ (CHAR や VARCHAR など) とすることができます。 概要 RTRIM は文字列式から末尾の空白を削除し、その文字列を VARCHAR タイプとして返します。string-expression が NULL の場合、RTRIM は NULL を返します。string-expression が完全に空白スペースで構成されている文字列の場合、RTRIM は空文字列 ('') を返します。RTRIM は、削除される入力式のデータ型に関係なく、常に VARCHAR データ型を返します。RTRIM は先頭の空白をそのまま残します。先頭の空白を削除するには LTRIM を使用します。先頭や末尾のあらゆるタイプの文字を削除するには、TRIM を使用します。文字列の末尾に空白またはその他の文字でパディングするには、RPAD を使用します。空白の文字列を作成するには、SPACE を使用します。RTRIM は、{ } 括弧構文による ODBC スカラ関数、または SQL 汎用関数として使用できる点に注意してください。 例 以下の埋め込み SQL の例は、文字列から末尾の 5 つの空白を削除します。先頭の 5 つの空白はそのまま残します。 SET a=" Test string with 5 leading and 5 trailing spaces. " &sql(SELECT {fn RTRIM(:a)} INTO :b) IF SQLCODE'=0 { WRITE !,"Error code ",SQLCODE } ELSE { WRITE !,"Before RTRIM",!,"start:",a,":end" WRITE !,"After RTRIM",!,"start:",b,":end" } これは、以下を返します。 Before RTRIM start: Test string with 5 leading and 5 trailing spaces. :end After RTRIM start: Test string with 5 leading and 5 trailing spaces.:end 関連項目 LTRIM TRIM RPAD SPACE FeedbackOpens in a new tab