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TerminalPrompt

ターミナル・プロンプトの書式を定義します。

Synopsis

[Startup]    TerminalPrompt=n

n は、ターミナル・プロンプトを設定するコンマ区切り値 (0–8) の文字列です。既定値は 8,2 です。

説明

TerminalPrompt は、インスタンスのターミナル・プロンプトに表示される情報を構成します。文字列内の値の順序により、プロンプトに表示される情報の順序が決定されます。例えば、文字列 2,1 はターミナル・プロンプト %SYS:HostName> を生成します。

値は以下のようにコード化されています。

  • 0 - 単純なプロンプト。プロンプトで “>” のみを使用するには、他の値を指定せずに 0 を指定します。

  • 1 - ホスト名。現在のシステム名ともいいます。コンピュータに割り当てられた名前です。例えば、LABLAPTOP> です。これは、すべてのターミナルのプロセスで同じです。

  • 2 - ネームスペース名。例えば、%SYS> です。現在のネームスペース名は $NAMESPACE 特殊変数に格納されます。このネームスペース名は、明示的でも暗黙的でもかまいません。

  • 3 - 構成名。インスタンスの名前。例えば、IRIS2> です。これは、すべてのターミナルのプロセスで同じです。

  • 4 - 現在の時刻。24 時間形式 (整数秒単位) のローカル時刻で示されます。例えば、15:59:36> です。これは、プロンプトが返されたときの静的な時刻値になります。この値は、プロンプトごとに変わります。

  • 5 - ターミナルのプロセス ID。例えば、2336> です。これは、ターミナルのプロセスごとに異なります。この値は、$JOB 特殊変数から返すこともできます。

  • 6 - ユーザ名。例えば、fred> です。これは、すべてのターミナルのプロセスで同じです。

  • 7 - 最後のコマンドを実行している経過時間 (秒.ミリ秒単位)。例えば、.000495> です。先頭および末尾のゼロは抑制されます。この値は、プロンプトごとに変わります。

  • 8 - トランザクション・レベル。例えば、TL1> です。

TerminalPrompt を空白のままにすることはできません。入力文字列が無効な場合、ターミナルは TerminalPrompt の既定値 8,2 を使用します。

このパラメータの変更

管理ポータルの [開始] ページ ([システム管理] > [構成] > [追加設定] > [開始]) で、[TerminalPrompt] の行の [編集] を選択します。コンマで区切られた値の文字列、または 0 を入力します。

管理ポータルを使用する代わりに、Config.StartupOpens in a new tab クラスで (クラスリファレンスを参照)、または CPF をテキスト・エディタで編集することで (このドキュメントの “構成パラメータ・ファイルの概要” の章にある "アクティブな CPF の編集" のセクションを参照)、TerminalPrompt を変更できます。

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