[Startup] TempDirectory=n
n は、絶対ディレクトリ・パス名または相対ディレクトリ・パス名です。TempDirectory の値が有効なパス名の場合、最大長はありません。既定値は Temp で、これは <install-dir>\mgr\Temp に対応します。
説明
TempDirectory は、InterSystems IRIS® Data Platform が一時ファイルを保存するサブディレクトリの名前です。TempDirectory に新しい値を設定すると、この名前のサブディレクトリが作成され、InterSystems IRIS の新しい一時ディレクトリになります。
パスの指定は、フル・パスでも相対パスでもかまいません。フル・パスを指定した場合、指定したディレクトリが使用されます。相対パスを指定した場合、そのディレクトリが <install-dir>\mgr\ サブディレクトリの下位に作成されます。
例
Windows で c:\InterSystems\iris\mgr\Temp\ を作成するには、以下のように指定します。
TempDirectory=Temp
Windows で c:\TempFiles\ を作成するには、以下のように指定します。
TempDirectory=c:\TempFiles
このパラメータの変更
管理ポータルの [開始] ページ ([システム管理] > [構成] > [追加設定] > [開始]) で、[TempDirectory] の行の [編集] を選択します。サブディレクトリ名を入力します。
管理ポータルを使用する代わりに、Config.StartupOpens in a new tab クラスで (クラスリファレンスを参照)、または CPF をテキスト・エディタで編集することで (このドキュメントの “構成パラメータ・ファイルの概要” の章にある "アクティブな CPF の編集" のセクションを参照)、TempDirectory を変更できます。
