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プロダクション構成ページの概要

相互運用プロダクションを作成して構成するには、ここで紹介する [プロダクション構成] ページを使用します。

Note:

2025.1 以降、新しい統合アプリケーションを使用してプロダクションの構成 (およびルール・セットと DTL データ変換の編集) を行うことができます。このアプリケーションにアクセスするには、既存の [プロダクション構成] ページで [新しい UI を試す] をクリックします。"新しいプロダクション構成ページの概要" を参照してください。

プロダクション構成ページの表示

[プロダクション構成] ページを表示するには、以下の手順を実行します。

  1. 管理ポータルにログインします。

  2. 作業するネームスペースに切り替えます。

  3. [相互運用性][構成][プロダクション] をクリックします。

このページには、該当のネームスペースで現在選択されているプロダクション (ある場合) が表示されます。

例えば、次の図はサンプル・プロダクションを示しています。

ファイルをルーティングするプロダクションを示している [プロダクション構成] ページのスクリーン・ショット

ページのメイン領域にはプロダクションが表示され、左側の [設定] タブには現在選択されている項目に関連する設定と、管理オプションに簡単にアクセスできる追加のタブも表示されます。

ダイアグラムの上の [プロダクション設定] をクリックすると、オプションがプロダクション全体に適用されます。同様に、ビジネス・ホストをクリックすると、オプションがそのビジネス・ホストに適用されます。

更新ボタン

新しいコードの開発中とプロダクションの構成中は、管理ポータルを起動したときに、コード内で定義されたプロダクションと、実行中のプロダクションのステータス間の矛盾が検出されることがあります。次に例を示します。

  • ある特定のビジネス・ホストでエラーが発生し、そのホストの機能が停止している (最も考えられる原因)。

  • 実行中のプロダクションにあるビジネス・ホストの設定パラメータに対して、ホストの再起動が直ちに必要となるような変更を行った。

  • プロダクション内の項目を有効化または無効化した。この場合は、プロダクションを一旦停止して再起動する必要があります。

  • プロダクションで通常は開いているターミナル・ウィンドウが、そのプロダクションの実行中にユーザ・アクションによって閉じた。

こういった矛盾が生じると、[プロダクション構成] ページに [更新] ボタンが表示されます。このボタンをクリックすると、プロダクションが更新され、矛盾が解消されます。システムで矛盾の自動解消が試みられるようにする場合は、Ens.ProductionMonitorServiceOpens in a new tab クラスに基づいて、ビジネス・サービスをプロダクションに追加します。詳細は、"プロダクション・モニタ・サービスの使用法" を参照してください。

表示の制御

ここでは、表示のフィルタ方法、表示のソート方法、プロダクションの代替ビューの表示方法、表示の更新の制御方法、およびプロダクションまたはビジネス・ホストの設定を非表示にする方法について説明します。

カテゴリによる表示のフィルタリング

プロダクション・ダイアグラムでビジネス・ホストをフィルタするには、[カテゴリ] リストを使用します。

[プロダクション構成] ページの [カテゴリ] ドロップダウン・リスト

このリストから値を選択します。これにより、ダイアグラムに特定のカテゴリに割り当てられたビジネス・ホストのみが表示されます。または、[すべて] をクリックして、プロダクション内のすべてのビジネス・ホストを表示します。

ビジネス・ホストは複数のカテゴリに割り当てることができることに注意してください。

詳細は、リファレンスの "すべてのプロダクションに含まれる設定" の "カテゴリ" を参照してください。

ビジネス・ホストのソート

プロダクション・ダイアグラムでビジネス・ホストをソートするには、[ソート] オプションを使用します。

[プロダクション構成] ページの [ソート] フィールド

  • [名前] — 各列内の項目をアルファベット順にソートします。

  • [ステータス] — 各列内の項目をステータス (無効、有効、エラー、非アクティブ) ごとにソートします。

  • [番号] — 項目をプロダクション・クラスに表示されたとおりにソートします (デフォルトでは、プロダクションに追加された順になります)。この順序を変更するには、IDE でプロダクション・クラスを編集します。

ビュー・タイプの選択

別の方法でビジネス・ホストを表示するには、[ビュー] オプションを使用します。

[プロダクション構成] ページの [ビュー] フィールド

次のようなビュー・タイプがあります。

  • リスト・ビュー なし では、ビジネス・ホストが [サービス][プロセス]、および [オペレーション] 列内に一覧表示されます。列の幅によりビジネス・ホストの名前が切り捨てられている場合、ビジネス・ホストの上にカーソルを移動するとフルネームを確認できます。

    リスト・ビューは、ほとんどのドキュメントで使用されています。

    [プロダクション構成] ページのリスト・ビューでのスクリーン・ショット

  • モニタ・ビュー なし では、各ビジネス・ホストが大きめの円で表現されるため、注意が必要な項目を簡単に見分けることができます。ここで、円をクリックすると、ビジネス・ホストの詳細が含まれるボックスが表示されます。

    [プロダクション構成] ページのモニタ・ ビューでのスクリーン・ショット

  • サービス・バス・ビュー なし は、ビジネス・パートナーを構成して、[ビジネス・パートナー] 設定に値を入力した場合のみ適用されます。

    このビューには、関連するビジネス・パートナーごとにグループ分けされたビジネス・ホストが表示されます。

    [プロダクション構成] ページのサービス・バス・ ビューでのスクリーン・ショット

更新の制御

円形の矢印をクリックしてダイアグラムを更新するか、[オン] をクリックしてプロダクション・ダイアグラムの最新版を 60 秒ごとに再読み込みします。更新タイマは、デフォルトでは [オフ] になっています。

InterSystems IRIS では、個々のビジネス・ホストのステータスが確認され (それより短い間隔で)、自動更新の設定とは関係なく、必要に応じて個々のホストの表示が更新されます。

設定ペインを非表示にする方法

[Hide Settings Tabs] アイコン なし をクリックすると、プロダクションまたはビジネス・ホストの設定を非表示にできます。

色分けの意味

リストまたはモニタ・ビューでは、[プロダクション構成] ページの各ビジネス・ホストの横に円形のステータス・インジケータが表示されます。この円の色は、以下のようにビジネス・ホストの状態を示しています。

  • 薄緑は、ビジネス・ホストが有効であるものの実行されていないことを表します。

  • 濃い緑は、ビジネス・ホストが有効で実行されていることを表します。

  • グレーは、ビジネス・ホストが無効であることを表します。

  • 赤は、ビジネス・ホストがエラー状態であることを表します。

  • 紫は、ビジネス・ホストがアクティビティの再試行中であることを表します。

  • 黄は、ビジネス・ホストが非アクティブであることを表します。

この情報は、このページにある [凡例] リンクを使用して表示できます。

Note:

エラー、再試行、および非アクティブの各状態を円ではなく色付きの省略記号で示すように指定することによって、エラー状態の視認性を向上させられます。これを行うには、プロダクション構成ページの URL に &VISUALAID=1 を付加します。

管理オプションへのアクセス

[プロダクション構成] ページには、管理オプションに簡単にアクセスできるタブがあります。

次のような管理タブがあります。

  • [キュー] — このプロダクションまたはビジネス・ホストに関連したキューのリストを表示します。

  • [ログ] — このプロダクションまたはビジネス・ホストのイベント・ログ・エントリの簡易リストを表示します。

  • [メッセージ] — このプロダクションまたはビジネス・ホストによって処理されたメッセージの簡易リストを表示します。

  • [ジョブ] — このプロダクションまたはビジネス・ホストに関連したジョブを表示します。

これらのタブのそれぞれに詳細情報を含む管理ページ (新しいウィンドウで開く) へのリンクが表示されます。"プロダクションの管理" を参照してください。

[ジョブ] タブでは、アクティブなジョブを管理することもできます。"メッセージの中止、メッセージの一時停止、およびジョブの停止" を参照してください。

関連項目

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