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プロダクションからの RabbitMQ メッセージの取得

InterSystems IRIS 相互運用プロダクションは RabbitMQ コンシューマになることができます。組み込みのビジネス・サービスを使用する、または RabbitMQ 受信アダプタを使用する独自のビジネス・サービスを構築するという、2 つのオプションがあります。プロダクションの外部で使用する API もあります。

ビジネス・サービスの使用法

インターシステムズは、カスタム・コードを記述することなく、RabbitMQ メッセージを取得するために使用できる、組み込みのビジネス・サービスを提供しています。このビジネス・サービスを使用するには、以下の手順を実行します。

  1. EnsLib.RabbitMQ.ServiceOpens in a new tab をプロダクションに追加します。"ビジネス・ホストの追加" を参照してください。

  2. "RabbitMQ 設定" の説明に従って、このビジネス・ホストの設定を構成します。

ビジネス・サービスは、新しいメッセージがあるかどうか定期的に構成済み RabbitMQ キューをポーリングします。新しいメッセージごとに、ビジネス・サービスは EnsLib.RabbitMQ.MessageOpens in a new tab タイプのメッセージを作成して、メッセージ・コンテンツを入力し、非同期要求を使用してプロダクション内の構成済みターゲットにメッセージを転送します。

このメッセージ・クラスの詳細は、"RabbitMQ メッセージ・クラス" を参照してください。

アダプタの使用法

組み込みのビジネス・サービスがニーズを満たさない場合、以下のように RabbitMQ 受信アダプタを直接使用できます。

  1. カスタム・ビジネス・サービス・クラスを作成します。

    • ビジネス・サービス・クラスは Ens.BusinessServiceOpens in a new tab を拡張するものでなければなりません。

    • クラスの ADAPTER パラメータは EnsLib.RabbitMQ.InboundAdapterOpens in a new tab である必要があります。

    • クラスには OnProcessInput() メソッドを実装する必要があります。

      Method OnProcessInput(pInput As %Net.Remote.Object, 
                            Output pOutput As %RegisteredObject) As %Status {
      }
  2. ビジネス・サービスをプロダクションに追加します。"ビジネス・ホストの追加" を参照してください。

  3. "RabbitMQ 設定" の説明に従って、このビジネス・ホストの設定を構成します。

関連項目

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