相互運用性の設定の定義
このページでは、インスタンス全体またはネームスペース全体に適用されるいくつかの設定について説明します。
ポータルでの設定の構成
管理ポータルでは、これらの設定の一部を以下のように構成できます。
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[相互運用性]→[管理]→[構成]→[相互運用性の設定] を選択します。
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ネームスペースに固有の設定を行う場合は、そのネームスペースに変更します。
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変更する設定のチェック・ボックスのチェックを付けるか、必要に応じてチェックを外します。
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[適用] をクリックします。
ネームスペースに固有の設定は以下のとおりです。
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[プロダクション構成ページをソースコントロールから除外:] — この設定を選択すると、ネームスペースがソース・コントロール下にある場合でも、[相互運用性]→[構成]→[プロダクション] ページにソース・コントロールのオプションは表示されません。
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[相互運用性ページの無使用タイムアウトを無効にする] — この設定を選択する場合、[相互運用性] メニュー内のページは、無使用でもタイムアウトにはなりません。
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[パージ時に削除されたデータ値のジャーナルへの記録を有効化] — この設定を選択すると、InterSystems IRIS は、データをパージするときに古い値をジャーナル・ファイルに書き込みません。この場合、ジャーナル・ファイルには新しい値のみが含まれ、変更をロールバックすることはできません。この設定をクリアすると、ジャーナル・ファイルには、通常どおり新しい値と古い値がどちらも含まれます。
また、すべてのネームスペースに適用される設定もあります。
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[管理ポータルページの自動更新有効を許可する] — この設定を選択すると、管理ポータルのページが自動的に更新されます (サーバから入手可能な新しい情報が表示されます)。
ソース・コントロール設定の構成
相互運用対応ネームスペースごとにソース・コントロール設定を構成できます。詳細は、"InterSystems IRIS とソース・コントロール・システムの統合" を参照してください。さらに、ソース・コントロール・システムが正しく動作するためにプロジェクト・コンテキストが提供される必要があるかどうかを示すフラグがあります。このフラグは、次のようにして有効にします。
Set ^%SYS("Ensemble","SourceControl", $namespace, "ProjectContext") = 1
ソース・コントロールの影響を受けるポータル・ページ
以下の管理相互運用ブラウザ・ベースのエディタは、ソース・コントロール・フックをサポートします。
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[相互運用性]→[構成]→[プロダクション]
Note:プロダクションがソース・コントロールされていて、更新のためにチェックアウトしない場合、プロダクション定義を変更できません。[アクション] タブのボタンを使用して、ビジネス・ホストを一時的に [停止]、[開始]、および [再起動] できます。これらのボタンは、一時的にホストを停止または開始しますが、プロダクション定義は変更しません。ビジネス・ホストを一時的に停止できるのは、プール・サイズが 1 より大きい場合、またはビジネス・プロセスおよびビジネス・オペレーションが InProc ではなくキューに呼び出された場合のみです。
ただし、このページはソース・コントロールから除外できます。"ポータルでの設定の構成" を参照してください。
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[Interoperability]→[構成]→[データ・ルックアップ・テーブル]
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[Interoperability]→[構築]→[ビジネス・プロセス]
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[Interoperability]→[構築]→[データ変換]
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[Interoperability]→[構築]→[ビジネス・ルール]
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[Interoperability]→[構築]→[レコード・マップ]
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[Interoperability]→[構築]→[複雑なレコード・マップ]
ソース・コントロールが使用中の場合、ソース・コントロールのボタンがこれらのページに表示されます。