[Actions]

構成マージ機能では、構成パラメータ値を変更できるほか、さまざまな InterSystems IRIS オブジェクトを作成、変更、削除できます。このようなオブジェクトとして、新たに開発したインスタンスにあるか既存のインスタンスにあるかに関係なく、ネームスペースとデータベース、ユーザ、ロール、リソース、ミラーとミラー・メンバなどがあります。これを実行するには、マージ・ファイルでのみ有効な [Actions] セクションにあるパラメータを使用します。

[Actions] で指定したオペレーションはベキ等元です。つまり、オペレーションの結果が変化する場合にのみ実行されます。作成するオブジェクトが存在する場合、削除するオブジェクトが存在しない場合、変更するオブジェクトに指定の変更が適用済みの場合、そのオペレーションはスキップされます。構成マージ・ファイルの [Actions] セクションに記述された操作の順序は、操作が実行される順序には影響しません。InterSystems IRIS は確定的な順序で操作を実行します。

構成マージ機能の詳細は、"構成マージを使用した InterSystems IRIS の自動構成" を参照してください。[Actions] パラメータの使用法、そのパラメータの一覧と詳細な用途はそれぞれ、上記ドキュメントの "構成マージで、構成以上のカスタマイズは可能か" と "アクション・パラメータ" を参照してください。

• CreateApplication – 新しいアプリケーションを作成します。
• DeleteApplication – アプリケーションを削除します。
• ModifyApplication – アプリケーションを変更します。
• Execute – クラス・メソッドまたはルーチンを実行します。
• ConfigProduction – 新しいプロダクションを構成します。
• CreateComPort – CPF の [ComPorts] セクションに COM ポート定義を作成します。
• DeleteComPort – CPF の [ComPorts] セクションにある COM ポート定義を削除します。
• ModifyComPort – CPF の [ComPorts] セクションにある COM ポート定義を変更します。
• ModifyConfig – CPF [config] パラメータを変更します。
• CreateDatabase – 新しいデータベースを作成します。
• DeleteDatabase – 既存のデータベースを削除します。
• ModifyDatabase – 既存のデータベースを変更します。
• CreateDatabaseFile – データベース・ファイルを作成します。データベースは InterSystems IRIS® に登録されません。
• DeleteDatabaseFile – データベース・ファイルを削除します。
• ModifyDatabaseFile – データベース・ファイルを変更します。
• CreateDevice – デバイスを作成します。
• DeleteDevice – デバイスを削除します。
• ModifyDevice – デバイスを変更します。
• CreateDeviceSubType – デバイスのサブタイプを作成します。
• DeleteDeviceSubType – デバイスのサブタイプを削除します。
• ModifyDeviceSubType – デバイスのサブタイプを変更します。
• CreateDocDB – ドキュメント・データベース (DocDB) を作成します。
• DeleteDocDB – ドキュメント・データベース (DocDB) を削除します。
• ModifyDocDB – ドキュメント・データベース (DocDB) を変更します。
• ModifyECP – ECP 構成を変更します。
• CreateECPServer – ECP サーバを作成します。
• DeleteECPServer – ECP サーバを削除します。
• ModifyECPServer – ECP サーバを変更します。
• CreateEvent – 新しい監査イベントを作成します。
• DeleteEvent – 監査イベントを削除します。
• ModifyEvent – 監査イベントを変更します。
• ModifyJournal – [Journal] の CPF 設定を変更します。
• CreateLDAPConfig – LDAP 構成を作成します。
• DeleteLDAPConfig – LDAP 構成を削除します。
• ModifyLDAPConfig – LDAP 構成を変更します。
• CreateLicenseServer – ライセンス・サーバを作成します。
• DeleteLicenseServer – ライセンス・サーバを削除します。
• ModifyLicenseServer – ライセンス・サーバを変更します。
• ImportLocale – カスタムのロケールをインポートします。
• InstallLocale – ロケールを既定のロケールとしてインストールします。
• ModifyLogging – CPF の [Logging] セクションを変更します。
• CreateMagTape – CPF の [MagTapes] セクションに磁気テープ定義を作成します。
• DeleteMagTape – CPF の [MagTapes] セクションにある磁気テープ定義を削除します。
• ModifyMagTape – CPF の [MagTapes] セクションにある磁気テープ定義を変更します。
• CreateMapGlobal – 新しいグローバル・マッピングを作成します。
• DeleteMapGlobal – 既存のグローバル・マッピングを削除します。
• ModifyMapGlobal – 既存のグローバル・マッピングを変更します。
• CreateMapPackage – パッケージ・マッピングを作成します。
• DeleteMapPackage – パッケージ・マッピングを削除します。
• ModifyMapPackage – パッケージ・マッピングを変更します。
• CreateMapRoutine – 新しいルーチン・マッピングを作成します。
• DeleteMapRoutine – 既存のルーチン・マッピングを削除します。
• ModifyMapRoutine – 既存のルーチン・マッピングを変更します。
• ConfigMirror – ミラーリングされた導入を構成します。
• CreateMirror – ミラー構成を作成します。
• DeleteMirror – ミラー構成を削除します。
• ModifyMirror – ミラー構成を変更します。
• ModifyMirrorMember – ミラー・メンバを変更します。
• ModifyMiscellaneous – CPF の [Miscellaneous] セクションを変更します。
• ModifyMonitor – CPF の [Monitor] セクションを変更します。
• CreateNamespace – 新しいネームスペースを作成します。
• DeleteNamespace – 既存のネームスペースを削除します。
• ModifyNamespace – 既存のネームスペースを変更します。
• CreateResource – 新しいリソースを作成します。
• DeleteResource – 既存のリソースを削除します。
• ModifyResource – 既存のリソースを変更します。
• CreateRole – 新しいロールを作成します。
• DeleteRole – 既存のロールを削除します。
• ModifyRole – 既存のロールを変更します。
• ModifyService – サービスを変更します。
• ConfigShardedCluster – シャード・クラスタを構成します。
• GrantPrivilege – ユーザにオブジェクト特権を付与します。
• RevokePrivilege – ユーザからオブジェクト特権を削除します。
• GrantAdminPrivilege – SQL 管理特権を特権受領者 (ユーザまたはロール) に付与します。
• RevokeAdminPrivilege – SQL 管理特権を特権受領者 (ユーザまたはロール) から削除します。
• ModifySQL – CPF の [SQL] セクションを変更します。
• CreateSqlSysDatatype – CPF の [SqlSysDatatypes] セクションに SQL システム・データ型定義を作成します。
• DeleteSqlSysDatatype – CPF の [SqlSysDatatypes] セクションにある SQL システム・データ型定義を削除します。
• ModifySqlSysDatatype – CPF の [SqlSysDatatypes] セクションにある SQL システム・データ型定義を変更します。
• CreateSqlUserDatatype – CPF の [SqlUserDatatypes] セクションに SQL ユーザ・データ型定義を作成します。
• DeleteSqlUserDatatype – CPF の [SqlUserDatatypes] セクションにある SQL ユーザ・データ型定義を削除します。
• ModifySqlUserDatatype – CPF の [SqlUserDatatypes] セクションにある SQL ユーザ・データ型定義を変更します。
• CreateSSLConfig – TLS 構成を作成します。
• DeleteSSLConfig – TLS 構成を削除します。
• ModifySSLConfig – TLS 構成を変更します。
• ModifyStartup – CPF の [Startup] セクションを変更します。
• CreateServer – スーパーサーバ構成を作成します。
• DeleteServer – スーパーサーバ構成を削除します。
• ModifyServer – スーパーサーバ構成を変更します。
• ModifySystem – システム・セキュリティ設定を変更します。
• CreateUser – 新しいユーザ・アカウントを作成します。
• DeleteUser – 既存のユーザ・アカウントを削除します。
• ModifyUser – 既存のユーザ・アカウントを変更します。
• CreateWorkQueue – CPF の [WorkQueues] セクションに作業キュー定義を作成します。
• DeleteWorkQueue – CPF の [WorkQueues] セクションにある作業キュー定義を削除します。
• ModifyWorkQueue – CPF の [WorkQueues] セクションにある作業キュー定義を変更します。
• アクションの処理順序 – 構成マージ中にすべてのアクションが処理される順序について説明します。