Skip to main content

AsynchError

非同期エラーをプロセスで受信できるようにします。

構文

[Miscellaneous]    AsynchError=n

n は、1 (真) または 0 (偽) のいずれかです。既定値は 1 です。

説明

Important:

このパラメータは互換性の目的でのみ保持されています。新しいアプリケーションの構築では使用しないでください。

AsynchError が有効な場合 (n = 1)、InterSystems IRIS® Data Platform プロセスは非同期エラーを受信できます。

特定のジョブで複数の非同期エラーが検出される場合、システムは少なくとも 1 つ非同期エラーを引き起こします。しかし、どのエラーが起こるかは判別できません。可能性のある非同期エラーには、以下のようなものがあります。

  • <LOCKLOST> — このジョブで一度ロックされたもののうち、いくつかがリセットされました。

  • <DATALOST> — このジョブで実行されたデータ修正のうち、いくつかはエラーとしてサーバから返されました。

  • <TRANLOST> — このジョブによって開始された分散トランザクションを、サーバが非同期にロールバックしました。

非同期エラーを受信しているジョブを無効にした場合でも、このジョブが次に ZSync コマンドを実行すると、非同期エラーが引き起こされます。

トランザクション中、InterSystems IRIS は、トランザクションの開始、コミット、LOCK 操作、およびネットワーク・グローバル参照のたびに、保留中の非同期エラーをチェックします。ネットワーク全体での SET および KILL 操作は非同期であるため、SET が生成されてから非同期エラーが報告されるまでの間に他の命令が実行される可能性があります。

このパラメータの変更

管理ポータルの [互換性] ページ ([システム管理] > [構成] > [追加設定] > [互換性]) で、[AsynchError] の行の [編集] を選択します。[AsynchError] を選択して、この設定を有効にします。

管理ポータルを使用する代わりに、Config.MiscellanousOpens in a new tab クラス (クラス・リファレンスを参照) で、またはテキスト・エディタで CPF を編集することによって、AsynchError を変更できます。

(インスタンス全体ではなく) 1 つのプロセスに対してのみこのパラメータを変更するには、%SYSTEM.ProcessOpens in a new tab クラスの AsynchError()Opens in a new tab メソッドを使用します。詳細は、クラスリファレンスを参照してください。

FeedbackOpens in a new tab