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PythonRuntimeLibrary

組み込み Python を実行する際に使用するランタイム・ライブラリの場所を指定します。

構文

[config]    PythonRuntimeLibrary=library

library は、Python ランタイム・ライブラリの絶対パスとファイル名です。PythonRuntimeLibrary の最大長は 1024 文字です。既定では、ライブラリは記述されていません。

説明

PythonRuntimeLibrary は、組み込み Python を実行する際に使用する Python ランタイム・ライブラリの場所を指定します。

この場所は、オペレーティング・システム、Python バージョン、およびその他の要素によって異なります。

Windows の例 : PythonRuntimeLibrary=C:\Program Files\Python311\python3.dll (Windows の Python 3.11)

Linux の例 : PythonRuntimeLibrary=/usr/lib/x86_64-linux-gnu/libpython3.11.so.1.0 (x86 アーキテクチャにおける Ubuntu 22.04 の Python 3.11)

Windows 上の IRIS 2024.2 以降で組み込み Python を使用するには、このパラメータが必須です。他のプラットフォームでは、既定バージョンの Python をオーバーライドする場合にのみ、このパラメータが必要になります。

Note:

組み込み Python で使用する Python のバージョンの構成の詳細は、"フレキシブル Python ランタイム機能" を参照してください。

フレキシブル Python ランタイムを使用できるプラットフォームについては、"その他のサポート対象機能" を参照してください。

このパラメータの変更

管理ポータルの [メモリ詳細] ページ ([システム管理][構成][追加の設定][メモリ詳細]) で、[PythonRuntimeLibrary] の行の [編集] を選択します。使用する Python ランタイム・ライブラリの場所を入力します。

管理ポータルを使用する代わりに、Config.configOpens in a new tab クラス (クラス・リファレンスを参照) で、またはテキスト・エディタで CPF を編集することによって ("アクティブな CPF の編集" を参照)、PythonRuntimeLibrary を変更できます。

この設定を編集すると、即座に反映されます。新しいランタイム・ライブラリは、新しいプロセスすべてで使用されます。

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