CreateDatabase
構文
[Actions] CreateDatabase:Name=DatabaseName,Directory=DatabaseDirectory[,Additional Properties]
説明
CreateDatabase はデータベースを定義します。InterSystems IRIS® は、構成のマージ中に [Actions] セクションを処理する際に、このデータベースを作成します。
CreateDatabase 定義で、指定可能な任意のデータベース・プロパティを指定できます。マージ中に、InterSystems IRIS は SYS.Database.CreateDatabase()Opens in a new tab を実行して、CreateDatabase で定義されたデータベースを作成します。Name プロパティと Directory プロパティのみが必須です。プロパティの完全なリストはクラス・リファレンスにあります。
ECP クライアントで CreateDatabase を使用してリモート・データベースを追加する場合、2 つの一意の必須プロパティがあります。以下のとおりです。
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Server – リモート・データベースがある ECP サーバの名前を指定します。
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LogicalOnly (1 または 0) – 1 に設定した場合、CreateDatabase で ECP クライアント上に物理データベースを作成できません。
以下のセクションに、これらのプロパティを使用してリモート・データベースを追加する例を示します。
例
次の例では、構成マージの実行時に、初期サイズと最大サイズを指定して Customers データベースを作成します。
[Actions] CreateDatabase:Name=Customers,Directory=/IRIS/mgr/Customers,Size=5368,MaxSize=536871
Customers データベースが Node1 にあるリモート・データベースの場合、[Actions] セクションは次のようになります。
[Actions] CreateDatabase:Name=Customers,Directory=/IRIS/mgr/Customers,Server=Node1,LogicalOnly=1
この操作の変更
この操作は、構成マージ中に使用するように設計されています。テキスト・エディタでマージ・ファイルを編集して CreateDatabase を変更できます ("アクティブな CPF の編集" を参照)。
管理ポータルからのデータベースの作成および編集の詳細は、"データベースの構成" を参照してください。