memlock
共有メモリまたはテキスト・セグメントをメモリ内でロックするよう指定します。
構文
[config] memlock=n
n は、ビット・フラグのセットです。既定では、n は 0 です (すべてのフラグが false に設定されています)。
説明
memlock は、InterSystems IRIS® Data Platform が共有メモリを割り当てる方法を制御するビット・フラグのセットです。InterSystems IRIS は、制御構造、グローバル・バッファ、ルーチン・バッファ、および共有メモリ・ヒープで使用する共有メモリ・セグメントを起動時に割り当てます。memlock パラメータを使用することで、その割り当て方法を詳細に制御できます。
既定 (n = 0) では、InterSystems IRIS は、ラージ・ページをサポートするプラットフォーム (Windows、Linux、および AIX) では、以下のようにラージ・ページから共有メモリを割り当てようとします。
-
可能な場合は、ラージ・ページを要求します。ラージ・ページは、オペレーティング・システム・レベルで物理メモリに自動でロックされます。
-
構成されているすべてのメモリ容量をラージ・ページで割り当てることができない場合、標準のページ (スモール・ページ) を要求します。標準のページは物理メモリにロックされません。
-
構成されているすべてのメモリ容量をスモール・ページで割り当てることができない場合は、割り当て量を 1/8 減らして、手順 1 から再実行します。
以下のビット・フラグは、下記のようにこのプロセスを変更します。