<milestone>
構文
<milestone value='"The applicant has been notified of the interest rate."' />
属性と要素
必須項目。マイルストーン・メッセージのテキストです。この値には、リテラル文字列または評価対象となる式を指定できます。
オプション。(この要素内の) 式が記述されるスクリプト言語を指定します。
"python"、"objectscript"、または "basic" (記載されていません) になります。既定は、この属性が含まれる <process> 要素で指定される言語です。
"一般的な属性と要素" を参照してください。
"一般的な属性と要素" を参照してください。
説明
<milestone> アクティビティは InterSystems IRIS データベースにメッセージを書き込みます。<milestone> の機能は <trace> とよく似ていますが、<trace> メッセージと異なる点として、<milestone> メッセージは、関連するビジネス・プロセスが実行されている間だけ保持されます。ビジネス・プロセスが終了した後は、<milestone> アクティビティによって生成されたすべてのメッセージが削除されます。
プログラマは、通常、診断目的で <trace> メッセージを使用します。一方、<milestone> メッセージは、長時間にわたるビジネス・プロセスが正常に動作している際の進捗状況追跡に役立ちます。
<milestone> メッセージを取得するには、^Ens.Milestone グローバルの値を調べます。このグローバルは、プロダクションが <milestone> メッセージを発行した場合のみ定義されます。^Ens.Milestone の値を取得する手順は次のとおりです。
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プログラムで、"多次元ストレージの使用法 (グローバル)" の情報を使用します。
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管理ポータルから、[システムエクスプローラ]→[グローバル] ページに移動し、[ネームスペース] オプションが選択されていることを確認して、プロダクションを実行するネームスペースの名前をクリックします。デフォルトでは、[グローバル表示] オプションが選択されます。