<trace>
構文
<trace value='"The time is: " & Now' />
属性と要素
必須項目。トレース・メッセージのテキストです。この値には、リテラル・テキスト文字列 (最大255 文字) または評価対象となる式を指定できます。
ObjectScript 式では、{} 規則を使用して仮想プロパティ構文を作成することもできます。
オプション。(この要素内の) 式が記述されるスクリプト言語を指定します。
"python"、"objectscript"、または "basic" (記載されていません) になります。既定は、この属性が含まれる <process> 要素で指定される言語です。
"一般的な属性と要素" を参照してください。
"一般的な属性と要素" を参照してください。
説明
<trace> 要素は、ObjectScript シェルにメッセージを書き込みます。<trace> メッセージが表示されるのは、生成元の BPL ビジネス・プロセスが [フォアグラウンドで実行] モードに設定されている場合のみです。
トレース・メッセージは、コンソールだけでなく、イベント・ログにも書き込むことができます。システム管理者がこの動作を制御するには、管理ポータルの [Interoperability]→[構成する]→[プロダクション] ページからプロダクションを構成します。BPL ビジネス・プロセスの [トレース・イベントを記録] オプションにチェックが付いている場合は、トレース・メッセージがイベント・ログに書き込まれると同時にコンソールにも表示されます。トレース・メッセージがログに書き込まれる場合は、そのイベント・ログ・エントリのタイプがトレースになります。
BPL の <trace> 要素は、[ユーザ] の優先度を持つトレース・メッセージを生成します。結果は、ObjectScript から $$$TRACE ユーティリティを呼び出した場合と同じです。