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<throw>

指定された特定のフォールトをスローします。

構文

<scope>
   <throw fault='"MyFault"'/>
         ...
   <faulthandlers>
     <catch fault='"MyFault"'>
           ...
     </catch>
   </faulthandlers> 
</scope>

属性と要素

fault 属性

必須項目。フォールトの名前。この値には、リテラル・テキスト文字列 (最大255 文字) または評価対象となる式を指定できます。

LanguageOverride 属性

オプション。(この要素内の) 式が記述されるスクリプト言語を指定します。

"python""objectscript"、または "basic" (記載されていません) になります。既定は、この属性が含まれる <process> 要素で指定される言語です。

namedisabledxposyposxendyend 属性

"一般的な属性と要素" を参照してください。

"一般的な属性と要素" を参照してください。

説明

<throw> 文が実行されると、同じ <scope> 内にある <faulthandlers> ブロックに即座に制御が移り、<throw> 以降の途中の文はすべてスキップされます。次にプログラムは、<faulthandlers> ブロック内で、<throw> 文の fault 文字列式と value 属性が同じである <catch> ブロックを探します。この比較では大文字と小文字が区別されます。フォールト文字列を指定するときは、以下のように、1 組の引用符を余分に追加する必要があります

<throw fault='"thrown"'/>

フォールトと一致する <catch> ブロックが見つかった場合は、その <catch> ブロック内のコードを実行して、<scope> から抜けます。終わりの </scope> 要素の次の文から実行を再開します。

フォールトが発生し、フォールト文字列に一致する <catch> ブロックが <faulthandlers> ブロック内に存在しない場合は、<throw> 文から、<faulthandlers> 内の <catchall> ブロックに制御が移ります。<catchall> ブロック内のコードを実行した後で、<scope> から抜けます。終わりの </scope> 要素の次の文から実行を再開します。予期しないエラーを確実にキャッチするため、すべての <faulthandlers> ブロック内に <catchall> ブロックを配置することをお勧めします。

詳細は、"BPL のエラー処理" を参照してください。

関連項目

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