GrantPrivilege
構文
[Actions]
GrantPrivilege:ObjPriv=a,ObjList=b,Type=c,User=d,Namespace=e,WithGrant=f
ここで a は、付与するアクションのコンマ区切り文字列、またはすべてのアクションを表す * です。
b は、SQL オブジェクト名のコンマ区切りリスト、またはすべてのオブジェクトを表す * です。
c は、Table、View、Schema、Stored Procedures、ML Configuration のいずれかです。
d は、ユーザのコンマ区切りリストです。
e は、目的のネームスペースです。
f は、WITH GRANT OPTION に対する 0 または 1 の値です。
説明
GrantPrivilege では、SQL GRANT 文を使用するのではなく、この呼び出しを通じてユーザにオブジェクト特権を付与できます。これには付与特権も含めることができます。InterSystems IRIS® は、構成のマージ中に [Actions] セクションを処理する際に、特権を付与します。マージ中に、InterSystems IRIS は指定されたネームスペースに切り替え、%SYSTEM.SQL.Security.GrantPrivilege()Opens in a new tab (WithGrant=0 の場合)、または %SYSTEM.SQL.Security.GrantPrivilegeWithGrant()Opens in a new tab (WithGrant=1 の場合) を実行して、GrantPrivilege で定義されたオブジェクト特権を付与します。
この操作の変更
この操作は、構成マージ中に使用するように設計されています。テキスト・エディタでマージ・ファイルを編集して GrantPrivilege を変更できます ("アクティブな CPF の編集" を参照)。
SQL コマンドの詳細は、"GRANT (SQL)" を参照してください。