オプション |
説明 |
–a[0/1] |
このテーブルに説明されているすべての情報を表示します。 |
–b[bits] |
グローバル・バッファ記述子ブロック (BDB) に関する情報を表示します。以下のビットの組み合わせを指定できます。
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1 (すべて)
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2 (クラスタ)
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4 (ECP サーバ)
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8 (ECP クライアント)
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16 (ブロックのコンテンツ)
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64 (ブロックの整合性のチェック)
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128 (ブロックおよび LRU 概要)
Note:
irisstat -b64 を実行すると、余計に時間がかかる場合があります。
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–c[bits] |
システム・パフォーマンスの統計であるカウンタを表示します。以下のビットの組み合わせを指定できます。
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1 (グローバル)
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2 (ネットワーク)
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4 (ロック)
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8 (最適)
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16 (ターミナル)
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32 (symtab)
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64 (ジャーナル)
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128 (ディスク入出力)
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256 (クラスタ)
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262144 (bshash)
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2097152 (ジョブ・コマンド)
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4194304 (sem)
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8388608 (非同期ディスク入出力)
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16777216 (fsync)
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33554432 (オブジェクト・クラス)
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67108864 (WD)
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134217728 (ビッグ・ストリング)
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268435456 (SWD)
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536870912 (並べ替え)
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1073741824 (symsave)
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2147483648 (freeblkpool)
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–d[pid,opt] |
InterSystems IRIS プロセスのダンプを作成します。以下のオプションを指定できます。
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–e[0/1/2] |
InterSystems IRIS システム・エラー・ログを表示します (“管理ポータルを使用した InterSystems IRIS の監視” の章にある "InterSystems IRIS システム・エラー・ログ" を参照してください)。–e2 を指定すると、追加のプロセス情報が表示されます (16 進数)。 |
–f[bits] |
グローバル・モジュール・フラグを表示します。以下のビットの組み合わせを指定できます。
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1 (基本)
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64 (リソース)
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128 (詳細)
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256 (アカウント詳細)
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512 (incstrtab)
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1024 (監査)
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–g[0/1] |
^GLOSTAT 情報を表示します。詳細は、このドキュメントの “^GLOSTAT を使用したグローバル動作の統計収集” の章を参照してください。 |
–h |
irisstat の使用量情報を表示します。 |
–j[0/1/2/3/4/5/6] |
ジャーナリング状態に関する情報をリストするジャーナル・システムのマスタ構造を表示します。–j32 はミラー・サーバ情報を表示します。 |
-k |
$PREFETCHON 関数によって使用される事前フェッチ・デーモンに関する情報を表示します。"ObjectScript リファレンス" の "$PREFETCHON" を参照してください。 |
–l[bits] |
最近最も使用されていない (LRU) グローバル・バッファ記述子ブロック (BDB) キューに関する情報を表示しますが、BDB のコンテンツは表示しません。以下のビットの組み合わせを指定できます。
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–m[0/1/3/4/8/16] |
InterSystems IRIS のインスタンスの起動以来マウントされ SFN によってリストされる全データベースの情報を含むグローバル・ファイル・テーブル (GFILETAB) を表示します。以下のビットの組み合わせを指定できます。
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–n[0/1] |
ネットワーク構造およびローカル/リモート SFN 変換に関する情報を表示します。irisstat -n-1 と指定すると、ネームスペース構造も表示します。 |
-o1 |
irisstat -c によって表示されたリソースの統計をクリアし、InterSystems IRIS を再起動せずに基本状況を再度確立します。出力は生成されません。 |
–p[bits] |
InterSystems IRIS で実行されるプロセスに関する情報を表示します。この情報はプロセス ID テーブル (PIDTAB) から取得されます。以下のフラグの組み合わせを指定できます。
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–q[0/1] |
ハイバネーション・セマフォに関する情報を表示します。 |
-s[dir] |
mgr ディレクトリまたは bin ディレクトリ以外の場所からコマンドを実行したときに irisstat 実行可能ファイルを含むディレクトリを指定します。 |
-t[seconds] |
停止されるまで、seconds 秒ごとにループで irisstat を繰り返し実行します。-f1 を指定したときのように、グローバル・モジュール・フラグ・セクションのみが表示されます。 |
–u[bits] |
ロック・テーブルに格納された InterSystems IRIS ロックに関する情報を表示します (このドキュメントの “管理ポータルを使用した InterSystems IRIS の監視” の章の "ロックの監視" を参照してください)。以下のビットの組み合わせを指定できます。
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1 (概要)
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2 (待機)
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4 (中間)
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8 (詳細)
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16 (透かし)
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32 (バディ・メモリ)
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64 (リソース情報)
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-v1 |
共有メモリ・セグメント irisstat に関連付けられた InterSystems IRIS 実行可能ファイルが実行中で、irisstat 実行可能ファイルが同じバージョンであることを確認します。このようになっていない場合、irisstat は実行されません。 |
–w[bits] |
ライト・デーモン・キューの BDB に関する情報を表示します。 |
–B[0/1] |
GBFSPECQ に保持されているブロックのコンテンツを 16 進数で表示します。 |
–C[0/1] |
ジョブ間コミュニケーション (IJC)・デバイスの構成情報を表示します。 |
–D[secs],[msecs][,0] |
'secs' 秒間隔のリソース統計情報を表示します。'msec' ミリ秒ごとのブロック衝突をサンプリングします。
このドキュメントの “^BLKCOL を使用したブロック衝突の監視” の章で説明されている ^BLKCOL ユーティリティは、ブロック衝突に関する詳細情報を提供します。
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–E[bits] |
クラスタリングをサポートするプラットフォーム上のクラスタの状態を表示します。以下のビットの組み合わせを指定できます。
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1 (vars)
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2 (ライト・デーモンのロック)
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4 (enqinuse)
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8/16 (allenq)
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–G[bdb] |
特定のバッファ記述子ブロック (BDB) のグローバル・バッファ記述子とグローバル・バッファのコンテンツを 16 進数で表示します。
Note:
情報が BDB 別に表示されるという点を除き、–H と同じです。
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–H[sfn],[blk] |
特定のシステム・ファイル番号 (sfn) とブロック番号 (blk) のペアのグローバル・バッファ記述子とグローバル・バッファのコンテンツを 16 進数で表示します。
Note:
情報がシステム・ファイル番号とブロック番号のペア別に表示されるという点を除き、–G と同じです。
ブロックはバッファ・プールにあることが必要です。
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–I[0/1] |
インクリメンタル・バックアップ・データ構造を表示します。 |
–L[0/1] |
ライセンスを表示します。
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–M[0/1] |
メールボックスのログを表示します。
Note:
既定では無効になっています。メールボックスのメッセージを取得して記録するには、特殊なビルドが必要で、追加のログが必要とされる場合があります。
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–N[value] |
ECP ネットワーク情報を表示します。以下の値の組み合わせを指定できます。
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1 (クライアント)
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2 (サーバ)
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4 (クライアント・バッファ)
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8 (サーバ・バッファ)
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16 (クライアント・バッファの詳細)
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32 (応答待ちのユーザ・ジョブ)
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64 (サーバ応答バッファ詳細)
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128 (グローバル要求)
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256 (サーバ送信応答バッファ詳細、-1 以外)
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1024 (サーバが受信した要求のバッファをダンプ)
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2048 (クライアント trans ビットマップ)
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4096 (クライアント GLO Q)
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8192 (16 進数のグローバル参照ダンプを要求)
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65536 (クライアントにダウンロードされた ECP ブロック)
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131072 (クライアントがリリースした要求バッファ詳細、-1 以外)
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–R[value] |
使用中 (または変更中) のルーチン・バッファ、クラス制御ブロック (CCB)、および最近最も使用されていない (LRU) キューに関する情報を表示します。以下の値の組み合わせを指定できます。
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1 (使用中のルーチン・バッファ)
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4 (RCT – 変更されたルーチン・テーブル)
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8 (RCT 詳細)
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16 (0x10 = すべてのルーチン・バッファ)
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32 (0x20 = LRU キュー)
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64 (0x40 = すべての CCB)
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128 (0x80 = 無効化された CCB)
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0x100 (無効化されたサブクラス)
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0x200 (バッファ・アドレス)
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0x400 (バッファ記述子)
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0x800 (プロシージャ・テーブルとキャッシュされたルーチンのバッファ番号)
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0x1000 (プロセスでキャッシュされたルーチン名)
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0x2040 (CCB と CCB 詳細)
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0x4000 (cls NS キャッシュ)
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0x6000 (cls NS キャッシュ詳細)
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0x8000 (shm cls キャッシュの検証)
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0x10000 (全クラス階層のダンプ)
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0x20000 (全クラス階層詳細のダンプ)
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0x40000 (プロセス・クラスとルーチン統計のダンプ)
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0x80000 (プロセスでキャッシュされたクラス名)
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–S[bits] |
システムが停止しているかどうかの自己診断に基づいて、停止の原因に関する情報を表示します。以下のビットの組み合わせを指定できます。
Note:
クラスタでは、すべてのクラスタ・メンバについてこのオプションを実行する必要があります。
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–T[0/1] |
各国言語の設定 (NLS) テーブルを含む多数のメモリ内テーブルの 16 進数値を表示します。 |
–V[pid] |
プロセス・メモリ構造の一部である変数を表示します。ソース・コードにアクセスできる場合を除き、制限された値になります。
Note:
Windows でのみ有効です。pid.dmp ファイルを含むディレクトリから実行します。
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-W |
Backup.General.ExternalThaw()Opens in a new tab クラス・メソッドと同じ機能を実行します。また、新しい InterSystems IRIS セッションを起動できない場合に、Backup.General.ExternalFreeze()Opens in a new tab が呼び出された後にライト・デーモンを再開するために使用できます (これらのメソッドの使用の詳細は、"データ整合性ガイド" の “バックアップとリストア” の章の "外部バックアップ" を参照してください)。このオプションは、バックアップ以外が原因で発生したハングまたは一時停止からライト・デーモンのフリーズを解除しません。このオプションの使用は、メッセージ・ログに記録されます。 |
–X[0/1] |
デバイス変換テーブルのコンテンツを表示します。これはデバイス番号別にまとめられ、数値と平文の両方でクラス ID を表示します。 |