プロダクションで MFT サービスを使用可能にする Contents プロダクションでファイルを取得できるようにする プロダクションでファイルを送信できるようにする 前の章の前提条件が完了したら、必要に応じて MFT ビジネス・ホストを含むようにプロダクションを変更します。この章では、以下の方法について説明します。 プロダクションで MFT サービスからファイルを取得できるようにする プロダクションで MFT サービスにファイルを送信できるようにする プロダクションでファイルを取得できるようにする プロダクションで MFT サービスからファイルを取得できるようにするには、以下の手順を実行します。 [プロダクション構成] ページで、クラス EnsLib.MFT.Service.PassthroughOpens in a new tab に基づいてビジネス・サービスを追加します。 このビジネス・サービスに対して次の項目を構成します。 MFT 接続名 — 使用する MFT 接続を指定します。 MFT ソース・フォルダ — MFT サービスのトップ・レベルの送信ディレクトリ (/Outgoing など) を指定します。 取得するファイル — オプションで、取得するファイルの名前 (種類) の正規表現を指定します。空の値はすべてのファイルを意味します。 サブフォルダを含む — プロダクションですべてのサブフォルダを再帰的に調べるかどうかを指定します。 サーバから削除 — 完了後に MFT サービスから正常にインポートされたアイテムをそこから削除するかどうかを指定します。オプションは以下のとおりです。 削除しない — デフォルト値。アイテムを削除しません。インポートの最終日時のみを記録します。 ゴミ箱 — MFT サービスでアイテムを削除します。この場合、MFT サービスはアイテムをゴミ箱フォルダに移動します。削除されたアイテムはすべてゴミ箱フォルダに格納されます。MFT サービスによっては、このゴミ箱フォルダ内のアイテムを一定期間手動で復元できる場合があります。詳細については、MFT サービスのドキュメントを参照してください。 完全削除 — MFT サービスで、プロダクションによって正常に受信されたアイテムを完全に削除します。 変更ユーザ名を検索 — MFT サービスでファイルを最後に変更したユーザを、プロダクションで取得するかどうかを指定します。 呼び出し間隔 — プロダクションで新しいファイルの有無をチェックする頻度 (秒) を指定します。デフォルト値は 5 秒です。 ターゲット構成名 — このビジネス・サービスから情報を送信するビジネス・ホストのコンマ区切りリストを指定します。 その他の設定の詳細は、"プロダクション内でのファイル・アダプタの使用法" の “ファイル受信アダプタに関する設定” を参照してください。 プロダクションでファイルを送信できるようにする プロダクションで MFT サービスにファイルを送信できるようにするには、以下の手順を実行します。 [プロダクション構成] ページで、クラス EnsLib.MFT.Operation.PassthroughOpens in a new tab に基づいてビジネス・オペレーションを追加します。 このビジネス・オペレーションに対して次の項目を構成します。 MFT 接続名 — 使用する MFT 接続を指定します。 既定の MFT フォルダ — MFT サービスのトップ・レベルの受信ディレクトリ (/Incoming など) を指定します。 既定のファイル名の指定 — 受信ファイルの名前を作成するためのオプションのテンプレートを指定します。さまざまなオプションのドキュメントについては、メソッド Ens.Util.File.CreateTimestamp() を参照してください。 上書き — 現在送信されているものと同じ名前の既存のファイルを上書きするかどうかを指定します。一部の MFT サービスは、タイムスタンプを含むように受信ファイルの名前を自動的に変更することがあります。この場合、[上書き] は影響を与えません。 その他の設定の詳細は、"プロダクション内でのファイル・アダプタの使用法" の “ファイル送信アダプタに関する設定” を参照してください。