SQL の開発
InterSystems SQL では、クエリ・プランに機械で判読可能な形式が提供されるようになりました。この新しいオプションを使用して、$SYSTEM.SQL.Explain() メソッドは、プラン自体とアクセスするテーブルおよびインデックスに関する詳細を含む、クエリ・プランの JSON ベースのレンダリングを生成します。以前の XML ベースの形式では、簡単な英語のフレーズを使用してさまざまなステップを記述していました。新しい形式は、より徹底的な分析またはクエリ・プランのグラフィカルなレンダリングを実行するツールで使いやすいものになっています。
このリリースでは、SQL 文の実行時パラメータをサンプリングするオプトイン機能を導入しています。文インデックスでは既に、各文の詳細な実行時統計やクエリ・プランなど、一連の豊富なメタデータが記録されており、これには通常、クエリ・キャッシュ・コードをパラメータ化するプレースホルダに代入されるリテラルが含まれています。これで、文インデックスを、これらのパラメータの実際の実行時値のサンプリングで拡張できるようになりました。そして、これらを正規化された文のテキストと組み合わせて、例えば新しいハードウェア環境をベンチマーキングしたり、スキーマのさまざまなインデックスのセットを試すなど、他の導入に対して実行できる典型的なワークロードを構築したりすることができます。
InterSystems SQL では、アプリケーション環境を設定および破棄するためにスクリプトに含める、CREATE SCHEMA および DROP SCHEMA コマンドがサポートされるようになりました。