特権ルーチン・アプリケーションの例の設定 以下の例では、特権ルーチン・アプリケーションを作成およびテストする方法を示します。この例を開始する前に、以下の準備手順を実行します。ただし、最初の 3 つの手順は、このチュートリアルのこれまでの例で、既に実行している場合があります。 まだ、InterSystems IRIS にユーザ (ユーザ名は JSmith、パスワードは JSmith) を追加していない場合はこれを追加します。手順については、"ユーザの作成" を参照してください。 まだ、InterSystems IRIS にリソース (SecurityTutorialResource) を追加していない場合はこれを追加します。手順については、"リソースの作成" を参照してください。 まだ、ロール (SecurityTutorialRole) を作成していない場合はこれを作成します。Use 許可を持つロールに SecurityTutorialResource を追加します。手順については、"ロールの作成" を参照してください。 さらに、PrivRoutineRole という名前の新しいロールを作成します。手順については、"ロールの作成" を参照してください。 ユーザ JSmith を SecurityTutorialRole ではなく %Developer ロールに追加します。JSmith が既に SecurityTutorialRole のメンバである場合、このロールから JSmith を削除します。手順については、"ロールへのユーザの追加" を参照してください。この手順には、ユーザを SecurityTutorialRole ロールに追加する方法が示されています。この場合、ユーザを %Developer に追加します。 最後に、USER ネームスペースでクラス SecurityTutorial.PrivilegedRoutineExample を作成します。このクラスでクラス・メソッドを記述する方法の例と、各行の実行内容の簡単な説明については、"特権ルーチンの例のコード" を参照してください。 Note: この例では、ユーザ JSmith には %Developer ロールが必要です。JSmith がターミナルにアクセスできるようにする必要があります。このためには、%Developer のメンバシップが必要です。