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Python (ツール/API)

InterSystems IRIS for Health™ には、ニーズに応じてさまざまな方法で Python を使用できるオプションがあります。

組み込み Python

組み込み Python では、InterSystems ObjectScript の代替として全面的にサポートされている Python を使用して、InterSystems IRIS アプリケーションを作成できます。組み込み Python で作成したコードは、コンパイル済みの ObjectScript コードと互換で使用できるオブジェクト・コードにコンパイルされます。これにより、インターシステムズの Python 外部サーバや Native SDK for Python を使用した場合よりも緊密な統合が実現します。

Python 外部サーバ

Python 外部サーバを使用すると、それに対応する Python ターゲット・オブジェクトを制御するプロキシ・オブジェクトを ObjectScript コードで生成できます。Python オブジェクトを直接使用している場合と同様に、メソッドとプロパティにアクセスできます。

Native SDK for Python

Native SDK for Python は、Python アプリケーションから InterSystems IRIS の多くの機能に直接アクセスできるようにする軽量なインタフェースです。これを使用して以下を実行できます。

  • Python のネイティブ・メソッドを呼び出す場合と同じくらい容易に、Python アプリケーションから ObjectScript クラスのメソッドや関数を呼び出すことができます。

  • サーバ上で ObjectScript オブジェクトを作成し制御する Python アプリケーションにプロキシ・オブジェクトを生成できます。Python プロキシでは、サーバ・オブジェクトを直接使用している場合と同様にインスタンス・メソッドを呼び出し、プロパティを取得または設定できます。

  • 多次元グローバル配列を操作できます。InterSystems IRIS では、この配列を単にグローバルと呼んでいます。ObjectScript を使用している場合と同様にグローバルを作成、読み込み、変更、削除できます。

プロダクション拡張 (PEX)

プロダクション拡張 (PEX) フレームワークでは、Python を使用して相互運用プロダクションのカスタム・コンポーネント (アダプタやビジネス・ホストなど) を開発できます。プロダクションでは、Python との相互運用を実現するには PEX が標準的な方法です。

Python ODBC ブリッジ (pyodbc)

Python ODBC ブリッジ (pyodbc) では、DB API 2.0 仕様 (PEP 249—Python Database API Specification v2.0Opens in a new tab) を実装することにより、ODBC を使用して InterSystems IRIS に接続できます。この方法では、ODBC を活用して基盤となるデータベースにアクセスします。

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