管理ポータルのホーム・ページ
管理ポータルのホーム・ページには、[ようこそ, <user>] というタイトルが付きます。タイトルの横のリボンには、以下のオプションが含まれます。
以下のセクションでは、ホーム・ページの各領域について説明します。
管理ポータルのようこそペイン
ようこそペインはホーム・ページの中央を占め、頻繁にアクセスするページへのショートカットを含みます。ここには以下のフィールドがあります。
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[お気に入り] — お気に入りとして指定した管理ポータル・ページがリストされます ("アクション・ペイン" を参照)。各ページのタイトルをクリックすると、そのページに直接移動できます。
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[最近アクセスしたページ] — 最後に InterSystems IRIS を起動した後に表示した最近のページがリストされます。
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[ご存知ですか ?]— ヒントを表示します。
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[リンク] — アクセスするページにリンクします。
管理ポータルのメッセージ・ペイン
ホーム・ページの右端にあるメッセージ・ペインでは、一般的なシステム情報が表示され、システム・ダッシュボードへのリンクが提供されます。ダッシュボードの詳細は、"監視ガイド" の “管理ポータルを使用した InterSystems IRIS の監視” の章を参照してください。
インスタンスがミラー・メンバの場合、メッセージ・ペインには、それが属するミラー、そのステータスとメンバ・タイプ、およびミラー・モニタへのリンクも表示されます ("高可用性ガイド" の “ミラーリング” の章にある "ミラーの監視" を参照)。
管理ポータルのリボン
リボンはヘッダの直下に配置され、各ページに固有のさまざまなコンテンツを表示します。例として、[データベース] ページ ([システムエクスプローラ]→[データベース]) のリボンを以下に示します。
リボンの一般的なコンテンツは以下のとおりです。
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表示される管理ポータル・ページのタイトル。
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ページ・タイトルのすぐ上に配置された、現在のページへのパンくずリスト。パスにリストされた各ページは、アクティブなリンクです。以前に表示していたサブメニューやリストに戻るために使用できます。ページ上に保存されていない変更がある場合、そのパンくずリストにはアスタリスクが付加されます (システム > 構成 > メモリと開始設定 — (構成設定)* など)。保存していない変更のある場所から別の場所に移動する前には、確認を求めるプロンプトが必ず表示されます。
Note:
パンくずリストは、パス内のすべてのページをリストするわけではありません。また、パンくずリスト内のページはナビゲーション・メニュー内のページと一致するとは限りません。[ホーム] をクリックして、管理ポータルのホーム・ページに戻り、検索ツールを使用すると、特定のページにいつでも移動できます。検索ツールについては、このセクションの後半で説明します。
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ページ上で操作を実行できるいくつかのボタン。例えば、[データベース] ページには、[整合性チェック] および [整合性ログ] というボタンがあります。
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前回ページが更新されたときの情報を保持する更新ボタン。
システムの概要情報
管理ポータルのヘッダの [概要] をクリックすると、テーブルに以下の情報が表示されます。
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[バージョン] — プラットフォーム、ビルドの番号および日付を含む、InterSystems IRIS のこのインスタンスの固有のビルド情報
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[構成] — このインスタンスが使用する構成 (.cpf) ファイルの名前と場所
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[データベースキャッシュ(MB)] — データベースに割り当てられている領域
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[ルーチンキャッシュ(MB)] — ルーチンに割り当てられている領域
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[ジャーナルファイル] — 現在のジャーナル・ファイルの名前と場所
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[スーパーサーバポート] — InterSystems IRIS サーバを実行するポート番号
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[ウェブサーバポート] — プライベート InterSystems IRIS Web サーバを実行するポート番号
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[ライセンスサーバアドレス/ポート] — InterSystems IRIS ライセンス・サーバを実行する IP アドレスと、サーバを実行するポート番号
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[ライセンス先] — ライセンス・キー情報に表示される顧客名
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[クラスタサポート] — このインスタンスがクラスタの一部であるかどうか
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[ミラーリング] — このインスタンスがミラーのメンバであるかどうか
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[システム開始日時] — InterSystems IRIS のこのインスタンスが最後に起動した日付と時刻
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[暗号化キー識別子] — 暗号化がアクティブ化されている場合、暗号化キーの GUID (Global Unique ID)
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[NLSロケール] — 各国語言語サポートのロケール 詳細は、"専用のシステム/ツールおよびユーティリティ" の “InterSystems IRIS システムのカスタマイズ” の章の "各国言語サポートのシステム・クラスの使用法"、およびこのドキュメントの “InterSystems IRIS の構成” の章の "管理ポータルの NLS ページの使用法" を参照してください。
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[このセッションの優先言語] — 管理ポータルのローカライズが完了していて、表示可能な言語のドロップダウン・リスト。ドロップダウン・リストから新しい言語を選択すると、表示する言語を変更できます。ブラウザ・セッションの最初の優先言語はブラウザで指定された言語になります。そのブラウザ言語がサポートされていない場合は英語になります。特定のブラウザで優先言語を選択すると、後でブラウザ言語が変更されても、そのブラウザの管理ポータルでは選択した言語が使用されます。