バルク FHIR のサポート
InterSystems HL7® FHIR® サーバでは現在、バルク FHIR のエクスポートをサポートしています。これは、市場で急速に支持を集めている機能です。バルク FHIR エクスポートには数多くのユース・ケースがあります。興味のある読者に向けて、Dan Gottlieb 氏が HL7 FHIR DevDays Youtube チャネルのこの Youtube 動画Opens in a new tabでわかりやすく説明しています。バルク FHIR エクスポートの標準は、HL7 の Web サイト (https://hl7.org/fhir/uv/bulkdata/Opens in a new tab) に記載されています。
管理者はバルク FHIR エクスポートを使用して、サーバをバックアップおよび移行できます。データ・アナリストはバルク FHIR を使用して、調査および医療管理用の母集団のセットを抽出できます。支払者はバルク FHIR エクスポートを使用して、大量のデータ・セットをプロバイダに転送できます (その逆も可能です)。
InterSystems for Health 2023.1 では、バルク FHIR エクスポート・サーバとクライアントの両方を提供しています。サーバは新しいコンポーネント、バルク FHIR コーディネータ (BFC) を使用します。BFC は、次のような機能を実行します。
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FHIR バルク・データ $export 開始要求の受信および処理
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ターゲットの FHIR エンドポイントに対する FHIR クエリの実行、および結果の保存
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クエリの結果を、バルク FHIR 対応の NDJSON ペイロード・ファイルに処理
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要求に応えて、完了したエクスポート・ファイルをダウンロード
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以下の $export 操作のサポート
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Patient /$export
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Group/[id]/$export
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/$export
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SMART バックエンド・サービス承認モデルのサポート
以下の図は、BFC がさまざまな FHIR サーバとどのようにやり取りするかを示しています。
今後のリリースで、この機能の使いやすさを向上させていく予定です。皆さまからのフィードバックをお待ちしております。フィードバックはすべて、bulkfhir@intersystems.com に送信してください。