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IHE テスト・ユーティリティの使用法

IHE テスト・ユーティリティは、IHE の各種シナリオの構成とテストを支援するツールです。IHE テスト・ユーティリティは、レジストリ・プロダクションの [その他の管理] メニュー、または Foundation プロダクションの [プロダクション] メニューから利用できます。このユーティリティは、PIX、PDQ、および XDS.b の各トランザクションのテスト・データを生成および送信でき、SoapUI のような外部テスト・ユーティリティの代わりになります。

テスト・ユーティリティを使用するためのプロダクションの構成

テスト・ユーティリティを使用するには、Foundation プロダクションで HS.Test.ServiceOpens in a new tab が有効になっている必要があります。これは、ユーティリティが SOAP メッセージを送信する先のビジネス・サービスです。ここには、IHE トランザクションを実行する関連ビジネス・アクターを指す一連の設定が含まれます。

FHIR IHE プロファイルが 1 つ以上インストールされている場合は、追加設定のリストに、関連する FHIR IHE ビジネス・ホストが含まれます。

XDS.b をテストするには、Foundation プロダクションで HS.IHE.XDSb.DocumentSource.OperationsOpens in a new tab も有効になっている必要があります。

メタデータの更新をテストするには、Foundation プロダクションで HS.IHE.XDSb.Administrator.OperationsOpens in a new tab も有効になっている必要があります。

テストに関する問題の追跡機能を強化するには、PIX、PDQ、および XDS.b の各ビジネス・オペレーションの TraceOperations を有効にできます。運用環境に移行する前に、トレース操作を忘れずにオフにしてください。

IHE テスト・ユーティリティのメイン・メニュー

IHE テスト・ユーティリティは、タブ方式のメニューを使用しており、以下のセクションで構成されます。

  • メイン

  • PIX と PDQ

  • XDSB

  • DSUB

  • XCPD

  • インストールされているすべての FHIR IHE プロファイル

各タブの中には、例えば [構成] ページのような特定のページを表示するメニュー項目があります。

IHE テスト・ユーティリティの構成

インスタンスの単一のユーザの場合、Foundation プロダクションで HS.Test.ServiceOpens in a new tab ビジネス・サービスを有効にする以外の構成は必要ありません。プロダクションが実行中である必要があります。これらの条件のいずれかを満たしていない場合、ユーティリティを開くと警告が発行されます。

このユーティリティは、テスト時に、[トレース構成名][トレース構成ポート]、および [SAML ユーザ名] の 3 つの固有の値を使用します。これらのフィールドの既定値は、ユーティリティによって自動的に割り当てられます。複数のユーザがこのテスト・ユーティリティにアクセスしない限り、これらの既定値を変更する必要はありません。複数のユーザがアクセスする場合は、ユーティリティを使用する前に、各ユーザが固有の値を入力して [保存] をクリックする必要があります。複数のユーザがテスト・ユーティリティを使用する場合、固有の値を選択する際には、以下の点に留意してください。

  • [トレース構成名] は、任意の固有の文字列です。既定値は IHE.Testusername です。

  • [トレース構成ポート] は、使用中の他のポートと競合しない数値です。ポート番号が既に使用中かどうかは、このユーティリティではチェックされません。既定値は 54321 です。

  • 多くの場合、[SAML ユーザ名] は、任意の固有の文字列にすることができます。ただし、ユーティリティから HealthShare の複数の要素にメッセージを送信し、それらの要素によってユーザ名をレジストリで検証する場合は、有効な SAML ユーザ名を指定する必要があります。例えば、HealthShare で同意の処理にユーザ名を使用している場合、有効なユーザ名である必要があります。

テスト・ユーティリティのログの有効化

オプションで、[ログの有効化] を選択すると、トランザクションのログを既定でオンにすることができます。さらに、トランザクションのログを個別に有効/無効にすることもできます。ログが有効な場合、トランザクションの実行後にログ・ボタンが表示されます。このボタンには、インクリメントするログ番号のラベルが付きます。ログには、テスト・サービスに送信された SOAP メッセージと受信した応答が示されます。[メイン] メニュー・タブの [トレース] オプションからもすべてのトランザクションにわたるログの完全セットを表示できます。

IHE テスト・ユーティリティでのエンドポイントの表示

[メイン] メニュー・タブの [エンドポイント] をクリックして、サービス・レジストリのビューを表示します。ここで、IHE テスト・ユーティリティで操作するエンドポイントを表示および編集できます。

IHE テスト・ユーティリティの [履歴] ページの使用

[メイン] メニュー・タブの [履歴] をクリックして、以前にテスト・ユーティリティで実行したトランザクションの履歴を表示します。これは、以下のようなさまざまな場合に役立ちます。

  • 識別子を提供する必要がある場合。検索応答から識別子をコピーして新しいトランザクションに貼り付けることができます。

  • トランザクションを返す必要がある場合。例えば、テストが失敗した後にプロダクション設定を調整した場合などです。

  • 前のトランザクションのログまたはセッション情報を参照する必要がある場合。

テスト・ユーティリティによる SOAP 要求の送信

提供されたトランザクションのスコープ外に SOAP 要求を送信したり、別の場所に要求を送信したりするため、テスト・ユーティリティには、汎用の [Web サービスの送信] ページが用意されています。SOAP 要求を送信するには、以下の手順に従います。

  1. [メイン] メニュー・タブから [WS の送信] を選択します。

  2. オプションで、[エンドポイント] を選択して、[ホスト][ポート]、および [URL] の各フィールドに値を入力します。サービス・レジストリから [エンドポイント] リストに値が入力されます。

  3. または、[ホスト][ポート]、および [URL] の各フィールドに手動で値を入力します。

  4. 該当する場合、[SSL構成] に入力します。

  5. ドロップダウンから [アクション] を選択します。このドロップダウンには、InterSystems がサポートする IHE トランザクションの値が入力されています。これにより、2 つ目の [アクション] フィールドにトランザクションの IHE urn の値が入力されます。

  6. [リクエスト] フィールドに SOAP 要求を入力するか、貼り付けます。

  7. [送信] をクリックします。

  8. 応答を表示するには、[レスポンス] タブをクリックします。

  9. 要求または応答を XML ツリーとして表示するには、[XML の表示] をクリックします。

PIX Add トランザクションのテスト

PIX Add トランザクションを介してシステムに患者を追加する処理をテストするには、以下の手順に従います。

  1. [PIX と PDQ] メニュー・タブをクリックします。

  2. [患者の追加] をクリックします。

  3. オプションで、[ログの有効化] でログを有効にします。

  4. PIX [v2] または PIX [v3] のどちらを使用するかを選択します。これにより、[エンドポイント] が PIXv2.Manager または PIXv3.Manager として事前に選択されます。

  5. 患者の基本情報のセットを入力します。基本情報の最小限のセットには以下が含まれる必要があります。

    • 名前

    • 性別

    • 生年月日

    • [割り当て機関] — OID が関連付けられている割り当て機関のレジストリ・エントリによって値が入力されたドロップダウンから、割り当て機関を選択します。

    • [AssigningAuthority OID] — 割り当て機関を選択すると自動的に値が入力されます。

    • [施設] — 施設レジストリによって値が入力されたドロップダウンから施設を選択します。割り当て機関を入力する際に同じコードの施設がある場合、この施設が既定で選択されます。

    • [MRN] — 割り当て機関を選択すると、インクリメントされた MRN が自動的に提案されます。提案された MRN をそのまま使用するか、独自の MRN を入力します。

  6. オプションで、トランザクションの [エンドポイント] を変更します。サービス・レジストリから [エンドポイント] ドロップダウンに値が入力されます。[エンドポイント] フィールドは、ページの上部にある [v2] ボタンおよび [v3] ボタンによって事前に選択されています。

  7. [要求の送信] をクリックします。

テスト・ユーティリティは、患者の名前とホーム・コミュニティ OID が含まれる文字列を返します。

[セッション] ボタンをクリックして、テスト・ユーティリティ・セッションのビジュアル・トレースを表示します。[次のセッション] をクリックして、実際の PIX Add の詳細を表示します。[次のセッション] をさらに 3 回クリックして、PIX Add で実行される追加の処理を表示します。テスト中に発生した問題を追跡しやすくするために、HS.IHE.PIXv3.Source.OperationsOpens in a new tabHS.IHE.PIX.Manager.ProcessOpens in a new tab、および HS.Hub.MPI.ManagerTraceOperations を有効にできます。

PIX Merge トランザクションのテスト

PIX Merge では、基本情報を提供して、割り当て機関と施設、存続している MRN、および以前の MRN を入力します。存続している MRN に以前の MRN がマージされ、成功または失敗のメッセージが応答で返されます。

PIX Merge をテストするには、以下の手順に従います。

  1. [PIX と PDQ] メニュー・タブをクリックします。

  2. [患者のマージ] をクリックします。

  3. オプションで、[ログの有効化] でログを有効にします。

  4. PDQ [v2] または PDQ [v3] のどちらを使用するかを選択します。これにより、[エンドポイント] が PIXv2.Manager または PIXv3.Manager として事前に選択されます。

  5. 患者名を入力します。

  6. OID が関連付けられている割り当て機関のレジストリ・エントリによって値が入力されたドロップダウンから、[AssigningAuthority] を選択します。[AssigningAuthority OID] には、割り当て機関を選択すると自動的に値が入力されます。

  7. 施設レジストリによって値が入力されたドロップダウンから、施設を選択します。割り当て機関を入力する際に同じコードの施設がある場合、この施設が既定で選択されます。

  8. 存続している MRN を入力します。

  9. [以前の MRN] に以前の MRN を入力します。

  10. オプションで、トランザクションの [エンドポイント] を変更します。サービス・レジストリから [エンドポイント] ドロップダウンに値が入力されます。[エンドポイント] フィールドは、ページの上部にある [v2] ボタンおよび [v3] ボタンによって事前に選択されています。一般的な選択肢は、[PIXv2.Manager] または [PIXv3.Manager] です。

  11. [PIX Merge 要求の送信] をクリックします。

テスト・ユーティリティは、成功または失敗のメッセージを返します。

[セッション] ボタンをクリックして、テスト・ユーティリティ・セッションのビジュアル・トレースを表示します。[次のセッション] をクリックして、実際の PIX Merge の詳細を表示します。テスト中に発生した問題を追跡しやすくするために、HS.IHE.PIXv3.Source.OperationsOpens in a new tabHS.IHE.PIX.Manager.ProcessOpens in a new tab、および HS.Hub.MPI.ManagerTraceOperations を有効にできます。

XDS.b Provide and Register トランザクションのテスト

XDS.b Provide and Register (PnR) では、以下の送信が必要です。

  • ドキュメントをリポジトリへ

  • ドキュメント・メタデータをレジストリへ

テスト・ユーティリティでは、これは 2 つの部分で構成されるトランザクションです。最初にドキュメントを識別し、続いてそのドキュメントを送信します。

Note:

XDS.b Provide and Register をテストするには、Foundation プロダクションで、HS.Test.ServiceOpens in a new tab に加えて HS.IHE.XDSb.DocumentSource.OperationsOpens in a new tab も有効である必要があります。このコンポーネントは、CDA ストリームから関連データを抽出することによって ProvideAndRegister トランザクションを構築します。これはテストのコンテキストでのみ使用されます。

XDS.b Provide and Register をテストするには、以下の手順に従います。

  1. 最初に、前のセクションで説明されているように、患者の PIX 検索または PDQ 検索を実行します。これにより、テスト・ユーティリティによって結果が記憶され、特定のフィールドに自動的に入力するよう提案されるため、時間と手間が大幅に減ります。

  2. [XDSb] メニュー・タブをクリックします。

  3. [Provide & Register] をクリックします。[ドキュメント・ソース] ページが表示されます。

  4. データ・ソースを選択します。オプションは以下のとおりです。

    • [ローカル CDA ファイルのアップロード][ファイルの選択] を選択します。[参照] ボタンをクリックして、ローカル・ディスク上の C-CDA ファイルを選択します。

    • [サンプル xdata ブロック CDA の使用] — xdata ブロックから CDA ドキュメントを生成するには、[サンプル xdata ブロック CDA の使用] を選択します。サンプルが提供されます。

      必要に応じて、独自のクラスで代替の CDA ドキュメントを作成できます。以下の仕様を使って、[サンプル xdata ブロック CDA の使用] フィールドに xdata ブロックの場所を入力します。その際、xdata://classname:xdatablockname のように入力します。

    • [サンプル HL7 の使用] — xdata ブロックから HL7 を生成するには、[サンプル HL7 の使用] を選択します。サンプルが提供されるか、独自のサンプルを作成できます。

      必要に応じて、独自のクラスで代替の HL7 ドキュメントを作成できます。以下の仕様を使って、[サンプル xdata ブロック HL7 の使用] フィールドに xdata ブロックの場所を入力します。その際、xdata://classname:xdataBlockName のように入力します。

    • [ローカル (非) CDA ファイルのアップロード][ファイルの選択] を選択します。[参照] ボタンをクリックして、ローカル・ディスク上の非 CDA 形式のファイルを選択します。

  5. [ドキュメントのアップロード/生成] をクリックします。[ドキュメントの送信] ページが表示されます。

  6. オプションで、[ログの有効化] でログを有効にします。

  7. 以前に PIX 検索または PDQ 検索を実行したことがある場合は、[患者の選択] ドロップダウンから患者を選択できます。これにより、[完全な患者 ID] フィールドに、MPIID^^^&homeCommuniyOID&ISO の形式の MPIID も入力されます。

  8. 患者を選択しなかった場合は、[完全な患者 ID] フィールドに、MRN^^^&AssigningAuthority&ISO の形式の MPIID を入力します。xdata ブロックからの HL7 トランザクションの場合、このフィールドには既に値が入力されています。

  9. 前のページで [ソース患者 ID] を指定していない場合は、ここで MPIID^^^&homeCommuniyOID&ISO の形式で入力します。

  10. オプションで、以下のタイプの XDS.b メタデータに対して、既定値以外の値を選択します。

    • 形式コード

    • 機密コード

    • HealthcareFacilityType コード

    • 診療所環境コード

    • タイプ・コード

    • クラス・コード

    各ドロップダウンの値は、レジストリ・ネームスペースの [IHE 構成] メニューにあるコード化レジストリ・エントリから取得されます。

  11. 生成された Provide and Register トランザクションのエンドポイントを選択します。通常は XDS.b リポジトリです。

  12. [XDSb PnR 要求の生成] をクリックします。

このプロセスにより、以下の手順が開始されます。

  1. テスト・ユーティリティは、ドキュメントとメタデータが含まれる SOAP メッセージを Foundation プロダクションの HS.Test.ServiceOpens in a new tab に送信します。

  2. HS.Test.ServiceOpens in a new tab は、ドキュメントとメタデータを HS.IHE.XDSb.DocumentSource.OperationsOpens in a new tab に転送します。

  3. HS.IHE.XDSb.DocumentSource.OperationsOpens in a new tab は、Provide and Register 要求を生成し、それを SOAP メッセージとしてリポジトリに転送します。

  4. リポジトリは、ドキュメントを保存し、XDS.b 登録要求をレジストリに送信します。

  5. HS.Test.ServiceOpens in a new tab は、成功または失敗のメッセージを返します。

[セッション] ボタンをクリックして、テスト・ユーティリティ・セッションのビジュアル・トレースを表示します。リポジトリから返された登録要求の詳細を表示するには、[次のセッション] をクリックします。テスト中に発生した問題を追跡しやすくするために、HS.IHE.XDSb.DocumentSource.OperationsOpens in a new tab および HS.HC.IHE.XDSb.Registry.OperationsOpens in a new tabTraceOperations を有効にできます。リポジトリ・プロダクションで Interoperability メッセージ・ビューワを開くことにより、Provide and Register のリポジトリ側のメッセージ・トレースを表示できます。

XDS.b クエリのテスト

XDS.b クエリ・トランザクションでは、特定の患者に関係するドキュメントをレジストリで検索できます。ドキュメント・タイプとドキュメント・ステータスで XDS.b クエリをフィルタできます。クエリは、ドキュメント固有 ID のリストと、それらが保存されているリポジトリの名前を返します。

Note:

XDS.b クエリをテストするには、Foundation プロダクションに HS.IHE.XDSb.Consumer.Operations または HS.HC.IHE.XDSb.Consumer.OperationsOpens in a new tab のビジネス・ホストに加え、HS.Test.ServiceOpens in a new tab が含まれる必要があります。

XDS.b クエリをテストするには、以下の手順に従います。

  1. 最初に、前のセクションで説明されているように、患者の PIX 検索または PDQ 検索を実行します。これにより、テスト・ユーティリティによって結果が記憶され、特定のフィールドに自動的に入力するよう提案されるため、時間と手間が大幅に減ります。

  2. [XDSb] メニュー・タブをクリックします。

  3. [クエリ] をクリックします。

  4. オプションで、[ログの有効化] でログを有効にします。

  5. 既に患者の検索を実行済みの場合は、[患者の選択] ドロップダウンからその患者を選択します。これにより、[完全な患者 ID] に入力されます。

  6. 患者の検索を実行していない場合、[完全な患者 ID] に、MRN^^^&AssigningAuthority&ISO の形式の完全な患者 ID (MPIID) を入力します。

  7. 特定のドキュメントを検索する場合は、[ドキュメント固有 ID] に ID を入力します。

  8. [ドキュメント・ステータス] フィールドで、[承認済み] のドキュメントのみを検索するか、[非推奨] のドキュメントのみを検索するか、またはその両方を検索するかを選択します。

  9. オプションで、[安定版ドキュメントの検索] または [オンデマンド・ドキュメントの検索] を選択します。どのチェック・ボックスにもチェックが付いていない場合は、既定で両方のタイプが確認されます。

  10. [エンドポイント] で、クエリのエンドポイントを選択します。通常は、ドキュメント・レジストリである XDSb.Registry です。

  11. [要求の送信] をクリックします。

クエリは、ドキュメント固有 ID のリストと、それらが保存されているリポジトリの名前を返します。

[セッション] ボタンをクリックして、テスト・ユーティリティ・セッションのビジュアル・トレースを表示します。[次のセッション] をクリックして、XDS.b クエリの詳細を表示します。テスト中に発生した問題を追跡しやすくするために、HS.IHE.XDSb.Consumer.Operations (または HS.HC.IHE.XDSb.Consumer.OperationsOpens in a new tab) および HS.HC.IHE.XDSb.Registry.OperationsOpens in a new tabTraceOperations を有効にできます。

XDS.b Retrieve のテスト

IHE テスト・ユーティリティを使用して、クエリを実行したドキュメントを取得できます。IHE XDS.b Retrieve Document Set トランザクションでは、1 つのトランザクションで複数のドキュメントを取得できますが、テスト・ユーティリティでは、テスト目的で 1 つのドキュメントの取得のみがサポートされています。

Note:

XDS.b Retrieve をテストするには、Foundation プロダクションに HS.IHE.XDSb.Consumer.Operations または HS.HC.IHE.XDSb.Consumer.OperationsOpens in a new tab のビジネス・ホストに加え、HS.Test.ServiceOpens in a new tab が含まれる必要があります。

XDS.b ドキュメントを取得するには、以下の手順に従います。

  1. 前述のように、患者のドキュメントに対してクエリを実行します。

  2. [XDSb] メニュー・タブをクリックします。

  3. [取得] をクリックします。

  4. オプションで、[ログの有効化] でログを有効にします。

  5. [取得対象ドキュメントの選択] フィールドで、前のクエリで返されたリストから、患者とドキュメント固有 ID を選択します。これにより、[リポジトリ固有 Id] フィールドと [ドキュメント固有 Id] フィールドに値が入力され、[エンドポイント] で、リポジトリ固有 Id OID に関連付けられているエンドポイントが選択されます。

  6. [ホーム・コミュニティ ID] に入力します (同じコミュニティの場合はオプション)。

  7. [取得要求の送信] をクリックします。

  8. ドキュメントを参照するには、トランザクションの成功後に表示される [ドキュメントを参照] ボタンをクリックします。

[セッション] ボタンをクリックして、ドキュメント取得セッションのビジュアル・トレースを表示します。テスト中に発生した問題を追跡しやすくするために、HS.IHE.XDSb.Consumer.Operations または HS.HC.IHE.XDSb.Consumer.OperationsOpens in a new tabTraceOperations を有効にできます。リポジトリ・プロダクションでメッセージ・ビューワを開くことにより、リポジトリ側の取得トランザクションのメッセージ・トレースを表示できます。

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