Skip to main content

This documentation is for an older version of this product. See the latest version of this content.Opens in a new tab

医療ビジネス・ホスト向けデバッグの機能強化

ほとんどの医療ビジネス・ホストのメッセージ・トレースにデバッグ・メッセージを追加できます。これらの組み込みの医療ビジネス・ホストには、先頭に接頭語 HS が付いています。

ビジネス・オペレーション HS.Util.Trace.OperationsOpens in a new tab は、医療ビジネス・ホストの内部から Interoperability メッセージ・トレースに特殊なメッセージを追加します。これにより、Interoperability メッセージ・トレースのオプションを使用して、メッセージを表示したり、ビジネス・ホスト内でのデータの処理方法を確認したりできます。Interoperability メッセージ・トレースの使用の詳細は、"メッセージの表示、検索、および管理" を参照してください。

医療ビジネス・ホストの拡張デバッグを有効にするには、以下の手順に従います。

  1. HS.Util.Trace.Operations をプロダクションに追加します。

  2. プロダクションで医療ビジネス・ホストの [設定] タブに移動します。

  3. [開発とデバッグ] セクションで、[TraceOperations] ドロップダウン・リストからデバッグ・レベルを選択します。

    以下のデバッグ・レベルがあります。

    • *ERRORSONLY* — $$$HSTRACEERROR イベントのみをメッセージ・トレースに表示します。

    • *MINIMAL* — $$$HSTRACEERROR$$$HSTRACEMIN の両方の問題をメッセージ・トレースに表示します。 $$$HSTRACEMIN には、操作によって生成される IHE メッセージが含まれます。

    • *FULL* — $$$HSTRACE$$$HSTRACEMIN、および $$$HSTRACEERROR のすべての問題をメッセージ・トレースに表示します。

    • その他の値 — *FULL* と同じです。

    • 値なし — ビジネス・ホストのメッセージ・トレースを無効にします。

完全なトレース操作のデバッグは開発やテスト時には非常に役立ちますが、プロダクション環境ではこのオプションをオフまたは最小化することをお勧めします。これは、ルーチン・メッセージのために追加の処理時間とレポート時間が発生するため、プロダクションが低速化するからです。

カスタム・コードからのデバッグ・メッセージの追加

カスタム・コードでこれらの拡張デバッグ・メッセージを使用することもできます。HS.HC.Util.Trace.HelperOpens in a new tab を拡張するビジネス・ホストを作成すると、$$$HSTRACE マクロの 1 つを使用して、デバッグ・メッセージをメッセージ・トレースに出力できます。各マクロは以下のように呼び出します。

$$$HSTRACEERROR(<comment>,<list of variable names>,<variable1>,<variable2>,...)

$$$HSTRACEMIN(<comment>,<list of variable names>,<variable1>,<variable2>,...)

$$$HSTRACE(<comment>,<list of variable names>,<variable1>,<variable2>,...)

ここで、<comment> は説明用のテキスト文字列、<list of variable names> は、変数名または式の説明 (括弧で囲む) のコンマ区切りリスト、残りの引数はこれらの変数または式の値です。以下に例を示します。

$$$HSTRACE("HTML Stream","size,stream",tPushDocument.HTMLData.Size,tPushDocument.HTMLData)
FeedbackOpens in a new tab